文芸賞
史上最年少、15歳の中3の女の子が文芸賞を受賞しました。三並夏さんの「平成マシンガンズ」です。芥川賞や直木賞や、こういった文学賞の受賞のニュースをテレビで見るたびに、私の胸の奥がチクリと痛みます。かつて小説家になりたくて、日々原稿用紙に向き合い、万年筆のインクで手指を黒くよごしていた自分自身を思い出すのです。あちこちの文芸雑誌社に原稿を送り、全部玉砕しました。私の人生で一番ほろ苦い思い出です。そんな私ですが、2回だけ、私の小説が活字になったことがあります。雀の涙の原稿料ももらいました。しばらくその雑誌を大切にとっておいたのですが、もうどこかになくしてしまいました(笑)どんな小説かって?それは秘密です。あ、でも間違っても官能小説じゃないですよぉ。