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カテゴリ:日光
キノコは出ていない、山には行きたいの葛藤の末、男体山を裏から登ることにした。 なぜ裏からかと言うと、志津林道の一般車終点まで行くとそこは標高1700m、表の登り口は標高1300mなので高度差400m楽なため。 4時に志津小屋駐車場到着、8割方停めるスペースが埋まってた。 夜明け前出発組は、大真名子山脇の林道を歩いて行ったので、女峰に登る予定だろう。 6時前に明るくなってきたので出発。 晴れの予報が、家を出る時は雨で、ここに来たら曇り。 途中で雉打ちのためルートを外れたら、キノコが目に付いた(久しぶりのキノコだ)ので帰りに寄ることにする。 7合目まで来たら北風が強く冷たいので、脱いでいたカッパを着る。 それでも足元が寒いのでカッパの下も履いた。 9合目まで登ってようやく稜線伝いとなり歩きが楽になる。 目の前にはシラビソの松ぼっくり、
普段は初夏に見られるものなので、これは時期を間違えたのだろうか? 2時間弱で頂上到着。 寒いので、まずガスバーナーでお湯を沸かして朝食のスープパスタを食べる。 腹の中から温まったので、ぐるりを展望。 まず、登ってきた方向(北)、
左が太郎山(男体山と女峰山の子供)と大真名子山と裏に小さく小真名子山、一番右奥が女峰山。 次に、正面登山道側(南)、
左に中禅寺湖、右は紅葉が丁度いい戦場ヶ原と奥に小さく光っているのが小田代湖。 最後は西側、 手前が男体山の火口跡、湯ノ湖の左上に一番高い白根山が見える。 天候も良くなってきて、遠くには富士山が結構大きなシルエットで見えた。 あそこまでキノコ採りに行くんだもんなあ..遠いはずだ。 小一時間滞在して、元来た道を降りる。 一合目まで降りてきて、行きに見つけた場所で暫しキノコ探し。 コンキタケの別名があって、普段は目に付いた時に採るけど、何にも無い今は貴重な、そしてカラマツ林の最後を告げるキノコ。 これで、今晩のお吸い物の具は確保した。 そして最後は9月25日に諦めたキノコ。 実は先週、釣り竿を持ってきてトライしたが、あと1m程足りなくて再度断念、三度目の正直で、ステッキをつなぎ合わせて何とか落とすことができた。 道具を仕舞ってたら、富山ナンバーのご夫婦が「なにしてるんですか」 「キノコ採ってるんです」..「ちょっと見せて」「触らせて」のやり取りがあって、ヤマブシの片方と、キヌメリあげたら、お返しに自家製カマスの味醂干しを貰った。 山で、海のものが採れるとは思っても見なかった。 帰りは、見頃の龍頭の滝をちょっとだけ見てきた。 ここは滝のしぶきが良いのか台風に揉まれても結構良い色景色で、見物人も一杯、上りの車も中禅寺湖の入り口まで数珠つなぎの大渋滞。 昨日はもっとすごかったらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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