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テーマ:お仕事のお悩み(665)
カテゴリ:日々これドタバタ
第三話からの続きです。
第一話を読む 第二話を読む さてさて、痛い痛いオンナの『品定め』も終わり、開店前の準備を開始します。 まず割り振られたのは清掃。 終わるとタオルの用意です。 エステという場所はとにかくタオルを消費する場所なんですね。 ハンドタオルからフェイスタオル、バスタオルやタオル地のバスローブ… それらが一日にお客さんの数 × 無数に使われるわけですから、 その量たるや尋常じゃないわけです。 テレビくらいの大きさのケースに 使用済みのタオルが山積みになって溢れかえっているので これを片っ端から洗濯機に突っ込んで洗い、 乾燥させ、くるくるとまるめてひたすら畳みます。 タオルのみを洗うためにフル稼働の洗濯乾燥機は ごっそりとたまる毛羽と毛玉を日に三回も取り除かないといけないほど 毛羽にまみれていました。 古参のスタッフのコでギャルっぽい方々はちょっと柄が悪くて とても気を使いながら仕事をしたのを覚えています。 前のバイト先がおっちゃんばかりの職場だったため オンナだけの職場に慣れていない私は オンナばっかって怖ぇ… とオンナ職場の殺伐とした雰囲気を 隅の洗濯機の前でひっそり感じ取っていました… もちろんオール女性の職場でも良い雰囲気の所はたくさんあると思います。 そこはたまたまそうだったのでしょう。 さて、開店時間間近になった時、 爽やかな身なりの男性が来社しました。 自社の支店のその地域を統括するマネージャーだという事でした。 歳の頃は30代半ば~後半、なかなかかっこいい人でした。 マネージャーが来社した瞬間、 支店長・ギャルスタッフ・美人スタッフ、全員の表情筋が 最大限に引き締まったのを私は見逃しませんでしたΣ(゜д゜;) お疲れさまでぇぇっす♪ 持てる顔の筋肉を最大限に活用させ、瞬時に各自が 一番可愛く見える表情と顔の角度を作ったのです! そして! 我先にと側に駆け寄ったのです! ぶりっこ走りでっ!!!! Λ_Λ (*´д`*)♪ ε==/⊃ ⊃ すんげ~!(・д・;) 変わり身、はやっ! 私は元の職場がおっちゃんばかりの職場だったため、 媚びを売るとかシナを作るとかいう必要性がなく、 そういうオンナの訓練がなされていなかったので面食らいました。 これが嬌声っつぅんだとしみじみ感じました。 いやぁ~… た、確かにあのマネージャーかっこいいけどさぁ… 皆さっきまで仏頂面してたじゃ~~ん(;´O`) そんで『ダリ…』とか言ってさぼってたじゃ~~ん(; ̄o ̄)ノ゛ あぁ…女性だけの職場に男性が現れると こんなにハイテンションになるんだぁ…( ̄o ̄;) 怖いとばかり思っていたスタッフの意外な 『 背筋がムズ痒くなったモモマロでした… さて、いよいよ開店! どうなる?初日! 続く 次回掲載は6/28日を予定!乞うご期待! ※この話は過去の話です。今はエステでは働いていません(^◇^; Stylishなインテリアと暮らしたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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