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カテゴリ:クッキング
暑い、暑いぞ、スイスっ。 30度はあると思われます。 こちらは日差しがきついので、ほんとクラクラします。 この天気で、我が家の家庭菜園の野菜達もぐんぐん成長しています。 5日前にまいた、かぼちゃ・ひまわり・オクラが芽を出し、 だいぶ前に種から芽を出したバジル・トマト・ニラ・ネギ達も、 苗から買ったバジル・パプリカもかなり元気です。 ぼちぼち、これらを鉢から畑の方に植え替えたりしないといけないのだけど、 このギラギラ天気を思うと気がひけます。 うちの耕運機(ダンナ・笑)もこわれているし。 さて、バジルがこの天気で大きな葉をたくさんつけたので、 今日の晩御飯は、我が家の夏の定番・トマトとバジルとモツァレラのパスタでした。 今はまだだけど、そのうち家庭菜園のトマトが食べれるようになれば、 モツァレラとパスタなどしか買う必要がなくなり、かなりバジェットです。 ついでに調理時間もそんなにかからずの、ご機嫌メニューなのです。 タイトルの故郷とは、私の生まれ故郷・イタリア。 ・・・・・・・。 気を取り直して(笑)、 私の故郷は、いつかの日記で書いたことがありますが、信州です。 信州の味といえば、そばなど名物はいろいろあるけれど、 今日は「おやき」についてです。 長野に来たことがある方ならば、ご存知だと思います。 なす、野沢菜、切干大根、あんこなどを小麦粉地で包んだ饅頭みたいなもの。 私の出身の善光寺平では蒸したおやき、山間部では囲炉裏で焼いたおやきが主流です。 年中食べられますが、お盆に家で作って食べたりするので、 私の中では夏のイメージがあります。 きのうは暑かったし、友達が遊びに来てくれたので、はりきって作りました。 このおやき結構ラクに作れます。 うどんやパンに比べたら、とってもラクです。 今、私小麦粉系にはまっているのだけど、私が小麦粉と戯れるようになったのは、 ふと思うと、このおやきが原点ではないかと思うのです。 なんちゃってうどん職人への道は、まだまだ修行中ですが、 いずれ、小麦粉特集をフリーページにあげてみたいなと思っています。 まず、今日はその第一弾として、「なすのおやき」の作り方を紹介したいと思います。 母から教わったものなので、ちゃんとしたレシピがありませんでした。 いつも計ったりせずに、だいたいでやっていたので。 今回初めてレシピとして上げてみますが、結構アバウトだということでよろしく。 ◆おやき約20個分◆ <材料> ・小麦粉600g ・水2カップ弱 ・(欧米でフツーに売っている大きな)なす3つ 信州では信州の丸ナスを使いますが、欧米のなすはかなり大きいので、ちょうどいいです。 ・みそ90g ・砂糖大さじ2 <作り方> 1.小麦粉と水を混ぜ、しっとりするまでこねる。 濡れ布巾かラップをかけて、30分以上ねかせる。 2.なすを約1cmの厚さに輪切り。2枚を1セットとする。 みそと砂糖を混ぜ、ティースプーン軽く1杯分を輪切りのなすの真ん中に置き、 もうひとつのなすで閉じる。 3.ねかしておいた生地を適量手にとる。だいたい胡桃くらいの大きさかな。 一度丸めてから、手のひらや指を使って、丸く広げていく。 丸く広げた生地の真ん中にみそをはさんだなすを乗せ、包む。 破けやすいので、がんばりましょう。破けたら、適当に穴をふさぐべし。 4.蒸し器で蒸す。 布巾などでおやき同士がくっつかないようにする。 私はずぼらでクッキングペーパーを使ってます。 青じそで包む方法もあるよう。 5.だいたい15分、箸がスッと入れば、できあがり。 (左)包むところ。 (右)できあがり。ちょっとブサイクでもうまけりゃいいのだ。 今回は手元に野沢菜の油いため(瓶詰め)とあんこがあったので、 3種類のおやきを作りました。 あんこは硬めの方がいいです。軟らかいと包みづらいので。 野菜炒めなんかを包んでもいいと思います。 おやきは素朴で田舎を思い出す味。 特に海外にお住まいの方には、特別なものを揃えなくてもできる、日本の味です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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