いまならみんな携帯電話をむけて雰囲気だいなしか
ある変わったお客様が来社したときの話を聞く。私が入社前の話である。 呼び方はカリスマでもセレブでも導師でもSHINJOでもなんでもいい。とにかくシンパというか信者というか(似てるなこの言葉)グルーピーというか心酔するひとがいるえらいひと。仕事の絡みである。仮に“The great”ということにしておく。私にとってはgreatでもなんでもないのだが、まあいいや。 ボスの証言:それがさあ、凄いんだよ。取り巻きがあらかじめどのフロアのどのスペースに「心酔するひと」がいるか人数と場所を調べておいてまっすぐに寄ってきて握手だよ。もうされたほうが感激だね。もう一生手を洗わないんじゃないの? ・・・えんがちょ。 仕込みに失敗して“The great”が違う人に握手してしまうというとはないのだろうか。こっそり蓄光テープとかバミっておくのだろうかネクタイに?それとも中国の結社のようになにかサインでもあるのだろうか。視覚か。それとも嗅覚か←取り巻きが「ニンニク食っているヤツが例のヤツですよ」とか耳打ちしたりして。あるいは犬笛を吹くのか。ホーミーを歌って聴覚に訴えるのか。こういう演出の仕込みに興味がある。 “The great”は帰り際にアイスクリームだか樽酒だかをどーんとお礼といって置いていったらしい。いーなー。心酔はしないがモノには弱い。 Come on,かりすま。WELCOMEかりすま♪あーハラへった。(♂)