|
カテゴリ:仕事
世間もすなるボーナス支給式なるものをしてみんとてするなり。
と、それはいいのだが、同時に鳴り物入りで発表された企画がいただけない。社内のモチベーションをあげるべく創設された特別賞。その名も、「●●賞」←恥ずかしいからやっぱり伏字にする。伏字には小学生にあげるような恥ずかしい名前をいれてみてくれ。はい楽ちゃん! 初回受賞者については珍しくふさわしい人選なのでなにもいうまい。ただ非常に腹がたったのはまるでふだんわれわれ、もとい、私が仕事をしていないように思われたわけで。 考えすぎだろうか。あるいはジェラシーだろうか。ためしに自分が受賞したときにうれしいか?というのを考えてみる。 ノン←即答。 問題はちっとも受賞したヨロコビが想像できなかったことだろう。 はたしてあの場にいて「星クンおめでとう!次はわしがとるったい」(←目から炎)というひとが何人いたであろうか。少しでも「●●賞をとるなんて・・・恐ろしい子!」とか思う人がいれば企画としては成功なのだろうが。 ある経営哲学の本でははっきり否定している。社長による特別賞はイッパツ狙いの仕事をやるようになるのでやめたほうがいいと。 ほんとかどうかわからないが、広岡達朗はV9時代のジャイアンツを評してこういっている。勝つのが当然の仕事であって特別なモノをもらう機会ではなかったと。勝って当然と選手たちに思わせないと目標が低く設定されてしまう、とも。 企画がマズいし名前もダメだし、あとは記念品次第かなあ。 といっていたらかみさんがひとこと。「社会人ならみんなのまえの表彰よりこっそりあげてもらっているほうがうれしいに決まってるじゃん。いくらもらっているかなんてだれにも知られたくないよふつう」 正解。 結論:みんなの前の1000円よりも給与明細の10円。・・・しかしセンスねえなー。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月07日 00時21分32秒
[仕事] カテゴリの最新記事
|