ちびよ。安らかに眠ってね。
土曜日ちびの遺体を発見したという話を聞き、急いで帰宅。家の西側の畑に、ちびがいた。塀から2mのところ。こんな近くにいたなんて。ちょっと見れば気づいたところにいたなんて。ごめんね。遺体は結構腐敗していて、においをはなっていた。虫もわいていた。それを見た長女は、「こわい」と叫んで、泣いて逃げてしまった。まず、首輪をはずしてやる。もう体はカチカチ。ちょっとさわると毛もすぐに抜けてしまう。用意したタオルにくるんで、慎重に抱き上げる。地表熱でちびの体が温かかった。ダンボールに入れる。ちびがいた畑には、その形通りに土が湿っていた。いつからそこにいたのかは、わからない。どうしてそこにいたのかも、わからない。ただそこに、動かないちびがいた。すぐに近くの動物火葬屋に電話して予約をする。30分後に行けばよいとのこと。その間ちびの最後の写真を撮ってあげる。死因のヒントを探ろうかと思ったが、ちびが帰ってくるわけではないのでやめた。長女につられて次女も泣きだした。家を出る際、長女がメモ書きを持っていたのでみせてもらう。たどたどしい字で「ちび、助けてあげられなくてごめんね」「いままで楽しかったよ」と書かれていた。今度は俺が胸が熱くなって、泣きそうになった。火葬は淡々と。1時間ほどで終了。飯を食って、ちびの骨壺とともに帰宅。これで2つ目の骨壺。1匹目は10年前になる。隣においてあげる。ちびは4年前に家に来た。(↓)http://plaza.rakuten.co.jp/monkeyclimbing/diary/200610110000/かる・とま・こんの先住の猫が太り気味だったのでダイエットフードを与えたため、ほっそりしていたがとても元気でかわいい猫だった。甘えん坊で、俺のひざによく乗っかってきた。名前のとおりちびで、最近ではショーに負けていた。いつも娘に追いかけられて、迷惑そうにしていた。これで2匹目を失ってしまったが1匹目と同じことを思う。「こいつはうちに飼われて幸せだったか?」答えは一緒。「絶対、幸せに違いない。だってみんなに愛されてるから」悲しい週末だったんで、家族ですーっと過ごした。残された4匹の猫は、変わらずやってる。ちび。助けてやれなくてごめんね。一緒にいれて楽しかったよ。天国で「めい」と楽しく遊んでくれ。会ったことはないと思うけど、強いお姉さんだからきっと面倒みてくれるよ。さようなら・・・