おはま的漫遊世界

時間に余裕があったら、上海から火車（＝列車）でちょっと足を伸ばしてみるのも楽しいもの。
そんなわけで、上海から列車で2時間ちょいのエクスカージョン「無錫」篇です。

◎駅弁
上海から無錫までは列車で2時間ちょい。朝寝坊しても日帰りできる距離なので、ゆっくり出かけて駅でお昼ごはんを買って列車に乗り込むのも○。
駅のまわりには「弁当」や「盒飯」（＝駅弁）、点心のお店や、方便面（カップ麺）やみかん、ナッツ類、茶鶏蛋（お茶で煮た卵）など、中国の庶民が買って乗り込む列車グッズがたくさん売っているので、こういうものをちょっと買いこむとお弁当になります。

ちなみに今回おはまは包子（肉まん）1元（約15円）と茶鶏蛋0.6元（約9円）、そして自販機でビール（バドワイザーが10元＝卵16個分！？）をゲット。
　←ちょっと具が少なめの包子。

ほかにも地方へ向かう人が買っていくお土産類…おもちゃやアクセサリー、健康食品などもいろいろ売っていて、これを見るのも面白いです。

◎街の雰囲気
上海よりはさすがにのどかな感じ。中心地には家電の量販店やホテル、ファッションビル、レストランといろいろありますが、タクシーで少し走ると自然がまだたくさん残っています。全体的には、企業が工場を置いたりしているので工業団地っていう感じ。

◎太湖
無錫といえば「太湖」。列車の駅から観光バスやタクシーで太湖へ向かうと景色がだんだん水辺の雰囲気に変わってきます。湖はものすごく大きいので、景観を楽しむならバスの乗り入れる場所から入場券を買って遊覧船に乗るのがベター。
太湖エリアの入り口でバスやタクシーを降りて、釣り人を眺めながら湖べりを散歩するだけでも充分楽しめます。
　　←太湖の水辺が気持ちいい。

◎予算
上海から無錫までの列車代が軟座特快（1等席の特急）で片道31元（約465円）。ただし便によって運賃も前後します。
無錫駅から太湖までタクシーを使うなら片道35元くらい、バスなら10元くらい。
　←晩ごはん40元相当。ご当地「太湖水ビール」付き。

◎アクセス
【火車】
上海駅から北方面行き（南京、天津、成都など）の列車で2～3個めの停車駅。時間は2時間ちょいで、便によって違います。ただ、上海駅では上海～無錫間の当日往復切符が買いにくいので、日帰りする場合は着いたらすぐ無錫駅で帰りの切符を買っておいたほうがいいです。
【長距離バス】
上海体育館から無錫駅前のバスターミナル前まで長距離バスが出ているはずですが、いま資料がありません。悪しからず（←分かり次第更新します）。

◎評価
価格　　　　　　★★☆☆☆
必見度　　　　★★☆☆☆　　
おもしろ度　　★★★☆☆
ツウ度　　　　　★★★★☆
ローカル度　　★★☆☆☆