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テーマ:しんくぱっど(1122)
カテゴリ:T60/60p T61/61p
昨日、手に入れた80GBを載せてT61(7859-BF6)をリカバリーしようとしたところ、「Disk Error」が出てリカバリーが頓挫。
このリカバリーに失敗した原因を追究するために、Fujitsu製SATA 80GB「MHY2080BH」と同種のもうひとつのHDDにリカバリーしてみた。 すると、問題なくリカバリーが完了。つまりリカバリー失敗の原因はHDD側にあると推定された。 しかし、もう一度リカバリーするのも面倒なので、なんとか簡単に復旧する手立てはないものかと考えた。 とりあえず、動作しているT61にUSB接続して「ディスクの管理」からHDDの内容をのぞいてみる。するとこのHDD、しっかり動作しているものと同じような内容が表示されている。 ディスク1 ベーシック 74.53GB オンライン Preload (E:) 70.19GB NTFS 正常 SERVICEV001(F:) 4.34GB FAT32 正常(アクティブ) またDOSのfdiskでHDDの内容を参照してみると、 領域 状態 種類 ボリュームラベル Mバイト システム 使用 1 NTFS 6336 59% C:2 A PRE DOS SERVICEV001 4444 FAT32 41% となっていた。 症状からしてうまくBOOTできないのだと考え、fdisk /mbrを実行。 しかし、ぜんぜん効果は得られなかった。 しかたないので、やりたくなかったけどもう一度リカバリーを実行。 今回は途中で余分な手出しをしないように様子を見守っていたが、 hal.dllというファイルに問題があるようで、リカバリーは前回と同じように頓挫。 これはどうもHDD円盤表面にエラーがあるみたいだ。しかも、そのエラーはたまたまhal.dllというファイル上に存在するみたいだ。するとこのhal.dllを別の名前に換えて、新たに正常なシステムからhal.dllをコピーしてくればこの障害を回避できるのではないだろうか? ちなみに動作しているXPのsystem32フォルダ内のhal.dllを調べてみると、このファイル「Hardware Abstraction Layer DLL」とある。 さらにネットで検索してみると、 「Hardware Abstract Layer (Hardware Abstraction Layer, HAL) とは、コンピュータのハードウェアとそのコンピュータ上で動作するソフトウェアの間に存在するソフトウェアで実装した抽象化レイヤーである。オペレーティングシステム (OS) のカーネルからハードウェア毎に異なる差異を隠蔽する機能を持ち、それによってカーネルコードは異なるハードウェアのシステム上で動作してもほとんど変更する必要がなくなる。PCにおいては、HALは基本的にマザーボード用ドライバの形態をとり、上位のプログラムがハードウェアに直接アクセスする下位のコンポーネントに指示できるようにする。 多数存在するCPUアーキテクチャ毎の動作の違いなどがあっても、適切に設計されたHALを用意すれば動作できる。そのため、システムを開発するときにハードウェアの差異を意識することなく設計できる。これらはNTベースのOSで用いられる技術である。」Wikipedia お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 8, 2013 07:58:13 PM
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