ビープ音が4回&4セット続いて起動しないT61
ビープ音が4回&4セット続き、起動することができないT61(7662-A14)を手に入れた。(よせばいいのに…)※外観もかなり醜い状態のT61。起動することができないジャンク品だが…。 ACアダプタ接続すると、勝手に電源ONする上に、ビープ音が「ピ、ピ、ピ、ピ」と4回、合計4セット続く。おまけに、CDドライブ類やWLANカードなども搭載されていない。どれだけ役に立つのかまったく不明なジャンク品なのだ。 オリジナルは、CPUがT7500だったり、WXGA+液晶だったりするので、そこらあたりを期待するしかないが…。(外部グラフィックチップ搭載機種なので、動けば儲けものではある 。)http://www.inversenet.co.jp/pclist/product/Lenovo/7662A14.htmlCore2DuoT7500/2.2G 1024M 120G DVD±R DL/±RW/-RAM 無線LAN Bluetooth Quadro NVS140M 14.1TFT WXGA+ Vista Business さて、4×4のビープ音の意味だが、保守マニュアルによれば、セキュリティーチップが関係するエラーのようだ。■ビープ音が意味するものは?表4. ビープ音の症状■セキュリティーチップとは? いったい「セキュリティーチップとは何なのか?」「どんな役目をするのか?」「回避する手段はあるのか?」調べてみた。Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > セキュリティチップの意味・解説セキュリティチップ【英】Trusted Platform Module, TPM, TPM security chip, TPM chip, Fritz Chip セキュリティチップとは、パソコンのデータの漏洩防止を目的としたチップのことである。主に企業向けのパソコンに標準搭載されるケースが増えている。 セキュリティチップでは、パソコンのハードディスクの暗号化を解く鍵を保管して、必要に応じてハードディスクの内容を復号化して利用可能にする。一般のパソコンでは、暗号化されたデータと暗号化を解く鍵は、両方ともハードディスクの中にあり、ハードディスクが抜き出されて盗難された場合、データの暗号化が解かれてしまいかねない。 しかし、セキュリティチップを搭載したパソコンでは、ハードディスクだけを抜き出して他のパソコンにつないでも、鍵を収めたチップがないため、データを復号化して読み出すことは極めて困難になる。 セキュリティチップの仕様は、パソコンをはじめとする情報機器のセキュリティ向上に取り組む業界団体TCG(Trusted Computing Group)が定めており、デファクトスタンダード(事実上の標準)となっている。ちなみにセキュリティチップは、米国などでは上院議員ホリングス(Ernest Hollings)の愛称にちなんで「フリッツ・チップ」(Fritz Chip)と呼ばれることもある。http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0802/hotrev335.htm●TPMチップやパワーオンパスワードに対応した指紋認証により高いセキュリティ性 本製品(というよりもThinkPadシリーズ)の見逃せない特徴として、高いセキュリティ性に配慮した設計になっていることがあげられるだろう。 本製品には、TCG(Trusted Computing Group)で規定されているTPM(TrustedPlatform Module)チップと呼ばれるセキュリティチップが内蔵されている。TPMはソフトウェアからは書き換えられない暗号化鍵が封入されており、パスワードの保護や指紋認証データなどの暗号化などに利用することができ、よりセキュリティ性を高めることが可能になっている。なお、本製品に内蔵されているのはTPM仕様の最新版であるTPM v1.2に対応したものになっており、TPM v1.2のセキュリティチップが必要なWindows Vista UltimateのHDD暗号化機能“BitLocker”も利用することができる。 また、指紋認証モジュールも標準で用意されており、これをTPMと組み合わせて利用することで高いセキュリティ性を確保することができる。また、パワーオンパスワードの代わりに指紋認証を利用することも可能で、起動時に一度指紋認証するだけでWindowsのログオンまで一括で行なうことができる。このため、ユーザーの利便性を損なわずに、パワーオンパスワードをかけることが可能になっている。パワーオンパスワードというと、起動のたびにいちいち入力しないといけないし面倒だなというユーザーにしても、指紋認証にすることで面倒が増えずにパワーオンパスワードを利用できるという点は評価していいだろう。■パソコン日記(独り言)http://www1.plala.or.jp/tsoma/nikki11-4.html こちらでは、剥がされたセキュリティーチップにより、同エラーが出現したことを紹介してくれている。セキュリティーチップを元通りに戻し、EEPROMを取り付けたところエラーが出なくなったとのこと。 X61を不動にした問題のセキュリティーチップは「ATMEL AT97SC3203」とのこと。 このT61も分解して確かめてみる必要があるだろう。Lenovo ThinkPad T61 Core2Duo-1.8GHz/1GB/80GB/DVD/14.1XGA/XP 【中古】【20150311】【DVD】【WLAN】【中古】Lenovo ThinkPad T61 7662-B21/Core2Duo T7500 2.2GHz/メモリ1G/HDD160G/DVD-RW-RAM/14インチ/Win7HomeP【3ヶ月補償/送料無料】【E】【Year】