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カテゴリ:ステージ
おかげさまで「あたしがドロシー!」
無事に満員御礼のまま終演いたしました。 ご来場の方、誠にありがとうございました。 がっつり一時間半の無駄に激しいバカバカしいミュージカルなのに 土日は3回公演ずつという非常にブラックな日程の中、 回を追うごとに疲労は明らかに蓄積されながらも 流れは加速度的に良くなってゆきました。 初回は、いやー、ぎこちない部分が多かった(笑) アホなシーンが多くマニアックなネタも多かったのですが、 ご年配の方まで幅広く楽しんでくださったようです。 読み返すと、本当にバカバカしいシーンが多い。 書いた人は多分アホです。 でも、小難しい事は考えず、 お客さんと喜怒哀楽をともにして楽しむ。 お客さんと本番中に対話をし、その実感を元に作品を作り上げる。 それは普通の商売では当然のようにするべき行為であり、 表現でも一番基本中の基本なのです。 ですが、立つ会場が広くなり、経験を重ねるにつれ、 いつしかステージ側だけで作りこもうとしてしまうようになる事も多い。 真面目な人ほど、悪しき啓蒙主義が顔を出してしまう。 上手な事は良い事なのですが、 それ以上に大切な事を忘れては本末転倒です。 そのあたり、PICOのような狭い会場ですと 基本の感覚を実感することが非常に容易です。 今回は台本でもやりたい放題させていただき、 役者陣にもやりたい放題してもらいましたが、 それは基本的には「良い事」だと思うのです。 やりたい放題やりつつ、自分の領域に引きずり込み、 瞬時に客とステージを作り上げる。 これは誰かが教えることのできるスキルではないのですが、 職業舞台役者には最重要スキルのひとつだと思います。 そのスキルを思い出す場に、提供できる場に、再確認できる場に、 PICOはなりたい。 悪ノリに最後まで付き合って下さった役者陣に感謝です。 急遽受けて下さり、そして沢山の編曲を瞬時にしてくださった ピアニスト由美さんの凄さには頭が上がりません。 康先生も作曲、本当にありがとうございます。 毎回取り立てに伺って本当にすいません。 そして何より主役の後藤さんあってのステージでした。 恒例の28歳の誕生日おめでとうございます。 また定期的にこのような企画は 持ってゆきたいと思っていますので、 ぜひご来場くださいませ。 なんとか皆さんを楽しませたいと思っております。 どうもありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 8, 2014 03:51:39 AM
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