|
カテゴリ:ステージ
先日は四日市の補聴器センターで朗読の出張公演がありました。
題材は小川未明。 小瀬水さんと二人で、「おかめどんぐり」「ものぐさじじいの来世」「野ばら」 を読ませていただきました。 個人的に小川未明はあの雰囲気が大好きなのですが、 ご年配の方ばかりの会場ではおかげさまで好評でした。 ある程度年を重ねてこそ小川未明作品は味わい深い部分が出てくるのではないか、 と勝手に思っているのですが好評で良かったです。 「今まで知らなかったけど読んでみるわ!」と言われたときなんかは本当に最高の気分でした。 小川未明は文章が美しい。そして、感覚も美しい。淡々とした美しさ。 例えば「ものぐさじじいの来世」などは最高です。 あの悟りに近い美しさ、僕もそうありたい。 今回は読みませんでしたが、「眠い町」もお気に入りです。 感動という単純な言葉ではなく、やはり「味わい深い」のです。 「趣がある」が一番近いでしょうか。起承転結より、人間を描いているんですよね。 ご要望があれば、特に小川未明でしたらいつでも行きますので、 ぜひお気軽にお問い合わせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 24, 2014 01:05:02 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ステージ] カテゴリの最新記事
|