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カテゴリ:ステージ
日付変わりましたが、今日17日の土曜日は「芝居屋の日」でした。
普通の個人店舗のようにお客さんを迎え、個別に対応し、お話をし、 それから演目を適当にチョイスしいくつか上演する特殊なスタイル。 以前、瀬戸の銀座商店街内のたまごやでやらせてもらっていたスタイルですが、 PICOでも毎月どこかの一日、開催しています。 最初は人通りがある場所でもないし、誰か来るのかいな? と思っていましたが、案外誰かしら来るものです。 今日は、常連さんが親子でいらっしゃったり、 来週の公演先の事前交流として10人くらいいらっしゃったり、 某会館の職員さんが独自の企画案を持って来たり… 19時に営業を終えた後はPICOの生徒にレッスンでした。 このレッスンも通常の演劇のスタイルではなくマンツーマンでの作品作りなので、 やはり特殊なのでしょう。 ただ、心がけている事は「表現の原点」、そして「舞台としての商売」です。 PICOは狭い空間なので誤魔化しは効きません。 舞台をすることで積み重なりがちな、その他の不純物もありません。 ただそこにあるのは、私という一人のプレイヤーによる商品の提供です。 この感覚は、私がこの世界で仕事をする上で非常に大切な財産なので、 やはりPICOでも続けてゆくつもりです。 で、ここ数日は打ち合わせばっかり詰め込んでいました。 こちらは小牧駅の前に建つビルの中のあさひホールです。 来月はこちらで「一人で演じる走れメロス」の公演があるので、その打ち合わせです。 ただ、300人定員のホールにしては、舞台が狭い…照明設備が少ない。あれ? 良くも悪くも「メロス」は畳一畳から大ホールでも公演できるので、まあOKOK。 続けて、小牧にある某所で下見と見学。 ホームセンターやこういうところにくるとわくわくするのは舞台人のサガです。 今年度中には目星をつけたいなあと思いつつ、リサーチしています。 何を、とか野暮な事は聞かないように。 まだ当分は案を考えますが、思う条件が揃い次第、早いところ形にしたいですね。 人生は長いようで短い。 身体が何歳までまともに動き、何年間自由に面白いことをできるのか。 例えば今からたった20年間だけ何かをやっても、55歳になってしまいます。 そう思うと、やはり今すぐに行動をするべきでしょう。 人間いつか必ず死にますが、それは数秒後かもしれない。その時に後悔がないように。 それだけは常に念頭に置いています。 こちらは一週間後の「メロス」公演会場、豊明商工会館。 こういう会場でもホールでも、熱量は変わりません。 目の前の観客に対し、場に合わせ、どんなアプローチをし、どんなものを提供するか。 それは何よりも刺激的です。 というわけで来週末から春の公演シーズンが始まります。 どうぞ、公演先でお会いの際はよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2014 05:04:47 AM
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