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カテゴリ:ラグビー
木曜日から授業再開。学校は2学期制なのでまだ1学期が終わっていないわけだ。再来週には期末試験がある。今週はその準備で終わりそう。
昨日は出勤、机上の書類を処理した。ずっと出勤していなかったような気がしたが、実質的には木曜日には職場にいたので3日間、その間に土、日が入ったので休んだのは一日だけだった。菅平での生活が濃密だったためか、先週の出来事は遥か昔に感じられた記憶が衰えたためかもしれないが さて、今年はのべ9日間菅平に滞在。夏休みのほぼ5分の1は山にいたわけだ。暑い暑いと言ってもやはり菅平の夏は過ごしやすい。家族の冷たい視線とも相まって人様より快適な夏を過ごしたように思う。 レフリー研修では「マルチステージ フィットネステスト」を行う。20mシャトルラン、あるいはビープテストとも呼ばれるが、現在「新体力テスト」でも取り入れられている。やり方はこちら。 先輩レフリーであるS岡さんは48歳にして昼休みと夜、一日最低10kmは走る。週3回プールで泳ぐ先輩もいるし、激務としか言えない仕事の合間を縫ってジムでトレーニングする仲間もいる。現役時代プロップだったという若手レフリーは、体重を30kg近く落とした。スポーツと縁のない人から見れば彼等(あ、俺もかな)は明らかに「変」である。 これは言うまでもなく、「レフリーは走らねばならない」からである。試合の大事な場面でレフリーが遥か後方にいる、という状況が頻繁に起きていたらゲームの収拾がつかない。違う言い方をするなら、走れるような状態でいることはレフリーの責務であるということになろうか。他の人から見れば「明らかに変」な生活は、レフリーとしては「当然のお務め」なのである。 現在のところ、ラグビーのレフリー、少なくとも日本のレフリーにはシャトルランで「○○以下は降格」というような具体的な数値は示されていない。我々の間では「100」とか「110」、あるいは「120」という数字が目安として話題になるが、このテストの時「だけ」この数字を目指すのは本末転倒である。数字は結果であり、普段何をどれだけやっているかのほうが大事だ。真剣に鍛錬したにもかかわらず、思うような結果が出なかったら、トレーニングの内容等をもう一度検討してさらなる向上をはかればいい。肝心なのは、試合で走ることである。 なお、このテストは電子音に合わせてスタートしなくては意味がない。記録は捏造できても体力は捏造できないのである。マルチステージフィットネステストは、人間の弱さをあぶり出す鏡の役割を果たしていると言えるかもしれない。 レフリーとしての能力とこのテストの結果とは直接的に結びついてるとは言えないかもしれない。ただ、正々堂々頑張っている人は間違いなく人一倍のトレーニングを積んでいる。この点に於いては、マルチの成績と笛とは関係があるといってもいいだろう。 え、僕ですか?来年はもっと頑張ります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.28 21:57:03
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