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テーマ:九州 旅と食(1340)
カテゴリ:2006年夏 九州一人旅
こんばんは。特に今日は秋風を冷たく感じます。窓を開けて、虫の音を聴きながらブログを書いています。
豊後竹田駅から九州横断特急1号に乗って、長旅の締めくくりとして阿蘇へ向かいます。特急列車はディーゼル音を大きく鳴り響かせて山間を縫うように、ゆっくりと峠を登っていきます。南側の車窓には大小の滝をいくつか見ることができます。やがて列車は九州で最も高い駅、波野駅(標高754 m)を抜けると、先ほどとは打って変わって猛スピードで峠を下っていきます。阿蘇市内に列車が入ると、まるで北海道を旅しているような風景が広がっています。 列車は阿蘇駅に到着。早速、楽チャリ(レンタサイクル)を借りに行きました。「阿蘇山まで自転車で登りま~す。」とレンタサイクルのおじさんに告げると、「やめて下さい。阿蘇山には自転車で行かないでください。」との返事!? おじさんの話によると、以前に大学生3人が楽チャリで阿蘇山の麓まで登ったそうです。言うまでもなく阿蘇山への道のりは坂が激しく、帰り道はずっとブレーキをかけっ放しで下らないといけません。そのため、3人中2人がブレーキを壊してしまったために、レンタサイクルで阿蘇山に行くことは禁止しているそうです。 そのようなワケで、急遽予定変更です。前半はレンタサイクルで牧場見学、後半はバスで阿蘇山登山をすることに決めました。この景色、見てください!!牧草が見渡す限り生えています。その後ろには往生岳(1238 m)、杵島岳(1270 m)がそびえ立っています。 阿蘇の心地よい風に吹かれながら、自転車でトウモロコシ畑、牧場を走り抜けていきます。そして、『モーモーファーム竹原牧場』に到着。ここは嬉しいことに無料で見学ができて、しかも牧場の囲いの中に入れるので、直接動物に触ることができます。牛の乳搾り体験もできますよ。中にはこんなに可愛い子牛がのんびり休んでいます。 そして、ポニー(小型の馬)はのんびり牧草を食べています。 こののどかな風景にうっとりしていると、僕の足元で「ブヒブヒ」言っているではありませんか!? 「な、なんじゃ、こりゃ~?」。めっちゃ太った豚さんが僕の足の臭いをかいでいる(笑)。ブヒィ~。 どのようやら、僕に餌を求めているみたいです。この豚さん、僕が餌を持っていないことを確認すると、地面の臭いを嗅ぎながらどこかへ行ってしまいました。この豚さんのお腹が地面にくっついていて、お腹を地面に擦りながら歩いています。あそこまで太ったら、脂肪だらけで食べられないだろう…。あるいはパンに塗る「ラード用」に飼育されているのか?、いやいや観賞用だろう?…。ダイエットしましょうね~。 牧場と言ったら、絞りたての牛乳です。コップ一杯200円の濃厚な牛乳を一気飲みしました。ちょっと呆気なかった。 動物たちと触れ合った後、いよいよ阿蘇山に登ります。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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