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November 5, 2010
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カテゴリ:黒い森&アルザス

フライブルク南部には標高1284 mの山があり、「黒い森」と呼ばれる山々の中でも、最も高いものの1つに数えられています。この山の名前は「Schauinsland」で、天気の良い日には、その山頂からスイス・アルプス山脈が見晴らせるそうです。しかし、生憎この日は、アルプスの壮大な光景は濃い霧に消されてしまいました。

フライブルクは、随分昔から急速に経済成長を遂げ、町が瞬く間に拡大をしていきました。そのきっかけの1つとなったのが、銀脈の発見です。この銀山は、南西ドイツ最大の規模を誇り、しかも約800年もの間、銀が採掘されていました。

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     銀鉱を運んだトロッコの機関車              銀坑道への入り口

歴史の深いフライブルク大聖堂には、ノミと金槌を持って銀を採掘している様子を描いたステンドグラスがはめ込まれていて、銀の採掘がフライブルクの成長と発展にいかに重要であったかが理解できます。

南西ドイツ最大の銀山と言えども、その入り口は人間一人が通れるぐらいの幅しかなく、足元にはかつて銀鉱を運んだトロッコのレールが敷かれていました。

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一部水没のため、狭い板上を歩く               銀坑道内部の様子

さぁ、いよいよ銀山の坑道内に潜入します。かつてここで働いていたと思われるガイドさんが、坑道内を案内してくださるのですが、旧銀採掘場は危険がいっぱいです。そのため、ヘルメット、軍手、ヘッドライトを借りて装備し、さらにヘッドライト用の大きなバッテリーを腰に付けて、内部を探検するのです。

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  昔は灯油を燃やして、周囲を照らしていた     簡易トイレ(トイレットペーパーは新聞紙)

この日、坑道のガイドツアーに参加した人は10名弱。2人のガイドさんに引率されて、足場の悪く、暗い横穴を進んで行きました。内部には岩盤を削る道具、錆付いたトロッコ、そして簡易トイレまでも残されていて、銀採掘当時の様子が損なわれることなく再現されていました。

このガイドツアーは、ショート・ツアー(1.5時間)とロング・ツアー(2.5時間)に別れていて、僕とぽんカノはロング・ツアーを選び、他のお客さんは全員ショート・ツアーに参加していたのです。ショート・ツアーが終ると、ガイドさんは我々2人のために坑道内に残り、さらにその先を案内をしてくれるのですが、驚いたことに、ショート・ツアーのお客さんは、ガイドさん無しで、もと来た道を迷わずに戻って帰らないといけません。

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 下へと続くハシゴを降りる     高さ10 mを超えるハシゴ        超狭い坑道

ここから、僕とぽんカノのためだけに、ガイドさん2人が付き添って、案内をしてくれます。難関なのは、長さ10メートル以上もある垂直に立てられたハシゴを何度も上り下りしなければいけないのです。岩から染み出た雨水で、ハシゴが濡れていて滑りやすいので、細心の注意を払わないといけません。それと体力もいります。また、ロング・ツアーに参加するには、いろんな制約があり、年齢が12歳以上で、身長150 cm以上でないと参加できません。

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        錆付いたトロッコ                    パーティー会場

さらに驚いたことに、こんな銀採掘場の中にはパーティー会場があり、いろんな催し物がここで行われているのです。もしや、パーティーに参加する人達は、細い坑道を通り、高さ10メートル以上もあるハシゴを上り下りしないといけないのかなぁ~。おそらく、それはないでしょう・・・会場に出入りできる別の穴がある・・・と思います。

随分長~い坑道内の探検を終り、ガイドさんにお酒を出してもらい、冷え切った体を温めました。外に出て気付いたのですが、衣服が泥まみれになっているのです。この後、ぽんカノのお友達の家に招待されているのですが、こんな泥だらけの服でお邪魔して良いのやら・・・






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Last updated  November 6, 2010 07:51:08 AM
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