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明けましておめでとうございます。
小生、昨年は古希高齢者となり、後期高齢者の悲哀をつくづく感じた一年であったが、迎えた新年もその後遺症なのか、今日までなかなかブログを書く気になれなかった。
その理由のひとつは、年末に取引関係にある某銀行を訪れ、借入返済終了の個人借入枠の延長を要望したが、あっさり断られた事なのかも知れない。
理由は唯一、70歳に到達したという年齢問題である。
この言葉には、正直かなりショックであった。
担当者の話だと、個人的に借り入れる場合には、年齢制限があるという。
例えば、例え健康で勤めていても、その報酬や持ち家など不動産担保すら担保は認められず、唯一担保価値があるものと問うたところ、年金手帳だという。
年金だとしっかり現金が見えているので、それなら貸しても安全ということのようである。
しかたなく、返却された担保書類をもって、地元法務局に出向き、手続きを済ませる。
窓口の職員 は、書類の書き方を事務的に指示し、私が書き終わると、この場所に印紙2千円をあそこで買って、ここに貼りなさいと云う。
そのようにして、ようやく手続きが終わると、3日以降書類が出来るから取りに来なさいという。
銀行とは、転んでもタダで起きない、うらやましくお堅い商売であるし、法務局は法務局で座ったまま、実に気楽な商売である。
ところで、老いは誰にでも等しく訪れるもので、どんな魔法も、最先端技術も敵う相手ではない。
その意味では老いてこそ、ようやく神々の意向と、その見姿の気配を感じられるのかも知れない。
その意味で、老いは誠におめでたく、ありがたいことでもある。
安岡正篤師の言葉に「学問は命を知り、命を立つにある」とある。
ありがたいことに、この道には担保や、ややこしい手続きなど一切いらない。
さらに、宇宙のように果てしなく未知なる世界である。
また、一歩ずつ歩を進めて行こうと思う。
本年もまた、気楽なお付き合いを・・・よろしく!
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最終更新日
2013年01月10日 12時54分07秒
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