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カテゴリ:文化
日本家屋で和室を設える場合には床の間と床柱が必要になります。最近では洋風の生活が主流となって、和室を求めるお宅は本当に少なくなってしまいました 床柱の高級品といえば「黒柿」や「北山杉の天然しぼり丸太」などもありますが、好みによって選択されていました。趣味のある人は床の間の「違い棚」や「地板」・「欄間」・「落し掛け」・「地袋」などの造作木材の材質や杢目の状態などにも好みを取り入れたものでした。これらも費用面の問題もあり最近ではあまり凝る人は少なくなったようです。趣味の世界は、世代を越えて受け継がれることは難しいのかしら そんな中、当社住宅事業部では久し振りに床柱を用意する建物を請けました カリンはフィリピン等の南洋マメ科、紫檀も同じく南方のマメ科、黒檀は南方ベトナムなどの柿の木の仲間だそうです。今回は紫檀、黒檀の修理をしました。
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Last updated
2018年07月27日 17時08分37秒
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