GORE-TEXという響き
もう40年以上昔、今はなきIBS石井スポーツで見たのが初めてでしょうか。謳い文句が「防水性だが通気性もある画期的な素材」だったか。横になったお湯の入ったビンにGORE-TEX生地でフタがしてあって、湯気だけが生地を通して出ているデモを見た気がします。高校生にはとても手が出ない高嶺の花。会社に入ってようやく買うことができましたよ。アウトドア趣味の延長で探している軍放出品の中に、GORE-TEX素材を使っているものがたまにあるんですね。長年使ってへたったマウンテンパーカーの後釜を探していたら、見つかりました。”オーストリア軍 T/C GORE-TEX M-65 フィールドジャケット”というやつ。ほぼ、マウンテンパーカーと同じサイズ感で、しかもデッドストックというもの。ガシガシ洗えるものならともかく、軍のUSED品って少し抵抗ありますからね。タグにしっかりと”Membrane:100% PTFE/Gore-Tex”と書いてあります。左腕にワッペンが貼ってあります。”BUNDESHEER”とは、オーストリア軍という意味なのですね。ちなみにオーストリアは、今でも徴兵制を敷いているそうです。