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無加自

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2010年07月02日
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カテゴリ:~2004
「鏡の法則」野口 嘉則

A子(主婦、41 歳)には悩みがあった。

小学校5年生になる息子が、
学校でいじめられるのだ。
いじめられるといっても、
暴力まではふるわれないらしい。

友達から仲間はずれにされたり、
何かあると悪者扱いされたりすることが多いようだ。

息子は、「いじめられてるわけじゃない」と
言い張っているが、息子を見ていると、
寂しそうなので、A子は胸が痛むのだ。

息子は野球が好きなのだが、
友達から野球に誘ってもらえないので、

学校から帰ってきたら一人で公園に行って、
壁とキャッチボールをしている。

2年くらい前には、息子が友達といっしょに
野球をしていた時期もある。

当時のことなのだが、A子が買い物の帰りに
小学校の横を通りかかったときに、

グランドで息子が友達と野球をしていた。

息子がエラーをしたらしく、
周りからひどく責められていた。

チームメイト達は、容赦なく大きな声で息子を責めた。

「お前、運動神経がにぶ過ぎだぞ!」
「お前のせいで3点も取られたじゃないか!」
「負けたらお前のせいだぞ!」

A子は思った。

「たしかに息子の運動能力は高くない。
しかし、息子には息子のいいところがある。
とても心が優しい子なのに。」


A子は、自分の息子のいいところが
認められていないことが、悔しかった。

そして、ひどいことを言うチームメイト達に対して、
自分の息子が笑顔で謝っているのを見るのが辛かった。


その後まもなく、息子は野球に誘われなくなった。

「お前はチームの足を引っぱるから誘わん」
と言われたらしい。

息子にとって、野球に誘ってもらえないことが、
一番つらいようだ。

A子へのやつ当たりが目立って増えたことからも、
それがわかる。

しかし息子は、辛さや寂しさを
決して話してはくれなかった。

A子にとって一番辛いのは、
息子が心を開いてくれないことだった。

「僕は平気だ」と言い張るばかりなのだ。

A子が、「友達との上手な関わり方」を
教えようと試みても、
「うるさいな!ほっといてよ」

と言ってくる。

「転校しようか?」と持ちかけた時は、
「そんなことをしたら、一生うらむよ!」

と言い返してきた。

息子の状況に対して、
自分が何もしてやれないことが情けなく、

A子は無力感に陥っていた。

そしてある日、学校から帰宅して
公園に行ったばかりの息子が、

不機嫌な顔で帰ってきた。

「何があったの?」と聞いても、

「何もない」と言って教えてくれない。

真相は一本の電話で明らかになった。

その夜、親しくしているご近所の奥さんから
電話がかかってきたのだ。

「A子さん、○○○君(A子の息子の名前)から、何か聞いてる?」
「えっ?いいえ」
「今日、公園でうちの下の子どもをブランコに乗せていたのよ。
○○○君は、いつも壁にボールを投げて遊び始めたわ。

するとね、○○○君のクラスメイトらしい子たちが
7、8人くらいやって来てね、
『ドッジボールするからじゃまだ!』って
○○○君に言うのよ。

しかも、その中の1人がボールを○○○君にぶつけたのよ。
○○○君、すぐに帰っていったわ。私としては、

その場で何もできなくて、申し訳なかったと思ってね。」


A子は愕然とした。

「そんなことを私に黙っていたなんて。」


そんなつらい思いをしていながら、
自分に何も言ってくれないことが悲しかった。

その日は、あらためて息子から聞き出そうという気力も
湧いてこなかった。


翌日、A子はある人に電話をかけることを決意した。

そしてその電話の主はこう言った。


「奥さん、もしあなたが、
 本気でこのことを解決なさりたいなら、

 それは、おそらく、
 難しいことじゃありませんよ。」

A子は、
「難しいことじゃない」という言葉が信じられなかった。

自分が何年も悩んで解決できないことだったからだ。

だけど、その言葉が本当で
あってほしいと願う気持ちもあった。

「もし解決できるなら、何だってやります。私は本気です。

 だけど、何をやれば解決するんですか?」

「では、それを探りましょう。
 まず、はっきりしていることは、

あなたが、誰か身近な人を責めているということです。」


こちらで全文が読めます。
http://coaching-m.co.jp/reportaaa.pdf





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Last updated  2010年07月02日 22時37分16秒



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