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先日、友人のA子から面白い話しを聞いた。 5年前まで、A子はある企業でキャリアガールとしての道をひた走っていた。 男性ビジネスマンに互して、いやそれ以上に実績も上げていた。 しかし、ある時A子は、キャリアをステップアップし、競争し実績を上げ続けることに意味を見い出せなくなった。 そして、仕事はおろか人生そのものにも意味を見い出せず、家に引きこもり、うつ状態へと落ち込んでいった。 A子は、このままでは駄目だと一念発起し、インドへ自分探しの旅に出た。 3ヶ月、インドの開放的な雰囲気に浸り、うつ状態も快方へと向かった。 そのインドで、同じように自分探しの旅をしていた日本人男性と知り合った。 彼と意気投合し、インドの旅を続ける内に、彼はあらゆる面で自分の片割れ、魂の片割れ、ツインソウルであることが、彼の言葉と、彼の瞳の奥にそれが見え、それがそうだと解った。 そして、彼とA子のインドでの前生も脳内のイメージとして見え、思い出した。 背筋がゾクゾクするような体験だった。 A子はインドでは有名な高僧であり、彼は修行中の坊主であった。 前生が見えている時の声というのは、不思議にも、当時の高僧の太い声に戻って出てくるのだった。 ある時、インドに山津波が襲い、A子ら僧たちは寺院もろとも流されて前生を終わったという。 彼と旅を続ける内、彼のすすめもあって、好奇心と悟りのため、大麻(マリファナ)タバコを吸引した。 インドでは日本と違い、大麻は違法ではないそうだ。 もともと煙草も吸わないA子は、大麻タバコを吸ってもむせてしまい、殆ど吸引できない。 それではと、知り合ったインド人の友人が、大麻ケーキをプレゼントしてくれた。 大麻ケーキはケーキに大麻草を練り込んだもので、現地で売っている。 ツインソウルの彼と二人で夜、ホテルの部屋で食べた。 間もなく、部屋の空間が歪み、壁がグルグル回り出し、ひどい酒酔いのようになった。 壁や絨毯や照明がサイケデリックな曼陀羅模様に動き始めた。 全身が心臓になったように血液の流れる音が聞こえ、体中が振動しコントロールを失って、目の前が真っ暗になった。 死ぬと思った。 その直後、A子は物凄いスピードで真っ暗なトンネルを上昇し始めていた。 真っ暗なトンネルの遙か彼方に一点の光が見えた。 物凄いスピードで光に近づくと、それは巨大な眩しい白い光だった。 その眩しい白い光は意思を持っていて、A子に話しかけてきた。 話しかけると言っても、直接、脳の中に意味が流れ込んでくる感じでテレパシーのようだった。 その美しく眩しい白い光は、素晴らしい愛と慈しみの雰囲気を放射していた。 その放射を浴びたA子は、えもいわれぬ恍惚感と安らぎ、幸福感に満たされた。 そして、その光の存在から地球の未来を見せられた。 地球は破壊され、世界のすべては溶解し、生命は絶滅していた。 原始時代に逆戻りしたような地球だった。 光の存在は、A子の今生の使命を見せてくれ、『時間がありません。あなたは戻らなくてはなりません。』と語った。 A子は大変な地球の生活には戻りたくないと思った。 すると光の存在は、『分かりました。では2万年程、別の銀河の星で楽しんできなさい。十分楽しんだら、地球に戻って下さいね。』とテレパシーを送ってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.26 23:36:26
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