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麦むぎ通信

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November 20, 2010
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カテゴリ:山暮らし
先週の日曜日・・・

1週間の仕事をすべて終えて(当店は月曜日が定休日なのです)・・・

ちょっとホッとしながら、深夜テレビをつけてみると(普段はテレビをほとんど見ないのですが)・・・

とても懐かしい景色が・・・

山口県の祝島(いわいしま)の番組を放送していました。

とってもおめでたい名前の、祝島。

瀬戸内海から外海へ出るときの最後の島(あるいは外海から瀬戸内海へ入るときの最初の島)で・・・

1400年ほど前の遣隋使や遣唐使もここに立ち寄っていたという歴史のある島。

(当時の人はきっと名前の通り、往路も復路もこの島でお祝いをしたのでしょうね。遣隋使や遣唐使は命を懸けた大冒険だったはずですから・・・)

1250年ほど前に編まれた日本最古の和歌集万葉集にも、祝島は登場しています。

また3年ほど前には、遠くハワイから伝統的な航海術を使ってやってきた航海カヌーの「ホクレア」が、敬意を表してこの島に立ち寄り・・・

島からは、これまた伝統的な神事に使う船である櫂伝馬船(かいでんません)が出迎えに出て、海上で感動的な光景が展開されたりしています。

(一番古い話では、2250年ほど前に除福が立ち寄ったという言い伝えが残っているそうです)

***

mugimugiが仲間たちと、毎年のように小豆島から島伝いに瀬戸内海をカヤックで旅していたときも・・・

毎回この祝島をゴールにしていました。

お風呂を沸かして到着を待ってくれている何人もの方々・・・

さつまいもを蒸かして振る舞ってくれた、おばあちゃん・・・

島内を案内してくれた人・・・

島の歴史を教えてくれた、おじいちゃん・・・

公民館でのアットホームな歓迎会・・・

とても温かい思い出が蘇ってきました。

***

今回の番組では、お盆のころのとても賑やかな祝島の様子を見ることができました。

また祝島独特の町並みを作っている「練塀(ねりべい)」と同じ物が韓国にも残っていて・・・

歴史的文化的な繋がりが検証されていました。

(とにかく祝島にスポットを当ててこの番組を作った山口放送、グッドジョブです)

***

島の周辺は、おそらく瀬戸内海では一番良好な環境が残されていて・・・

例えば、スナメリと言う珍しいイルカの仲間が生息していたりします。

一方で祝島のすぐ目の前には原子力発電所が建設中だったりして・・・

環境破壊が一番心配されている場所でもあります。

(個人的には、もうこれ以上原子力発電所は要らないと思うのですが・・・)

***

お世話になった島のみなさんはお元気なのでしょうか?

また訪れてみたいと思っています☆

iwaishima.jpg

↑祝島の様子。この石積みの塀が「練塀」です。





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Last updated  November 21, 2010 04:20:18 PM
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