飛べない鳥
先日、職場の若手(自称。5,60代の職員陣に比べて、という意味)で飲みに行った。倉敷駅前デイリーストアのちょっと先、藤戸饅頭の角を右に曲がってすぐにある、焼き鳥の店「かしわ屋 kobayashi」である。30歳の大将が最近オープンさせた店で、カウンター7,8席、テーブル1つの小じんまりした隠れ家的な店。まずは生で乾杯(何に?)し、お任せコースを注文。つき出し。手羽の照り焼き、練り物、レバーペースト&クラッカー。旨い。早くもビールが進む。全ては撮影しなかったが、その後は各種焼き鳥。もも?、ねぎま、しそ巻きももの焼いたもの。旨い!つくね。旨い!!せせり(だったかな?)。たっぷりの大根おろしポン酢にてさっぱりした味わい。コースには入っていなかったが、同僚のオススメ品、キンカン。要は、精巣だそうだ。自分では絶対に注文しない内臓系の中の内臓系。プチっと口の中ではじけて濃厚な味が広がる。卵の黄身を濃厚にした感じかな。確かに旨いが、精巣と知った後だと少々嚥下をためらってしまう。すすめた同僚の話だが、女性のいるグループでこの店に来たとき、女性の一人が歯をたててこれを噛み破るような食べ方をしたのを見て、思わず股間を押さえそうになったとのこと。男性にしかわからない「歯を立てられた痛み」を想像したらしい。想像力(妄想力)豊かすぎ。他に、とり皮、生レバー(これも苦手だが、この店のは臭みなく大丈夫だった)など何種類か頂き、最後に鶏スープで雑炊をしてもらい、満腹。やっぱり鶏はおいしい。大将の仕事ぶりも良い。網焼きで、焦げた箇所はハサミで丁寧に切り落とす。この大将、なかなかの男前なのだが、同僚の飲み友達でもあり、他店に客として飲みに行くと、「下ネタ大好きなダメな酔っぱらい」に成り下がるらしい。そんな大将、現在、真剣に恋人募集中だそうだ。