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かりん御殿

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Headline News

April 19, 2007
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テーマ:ニュース(99463)
カテゴリ:旧(時事/社会/家庭)
同じ国ぎわ族の若者が起こした犯罪で、どうしても息子2人
そして兄を連想してしまい、今回の米・大学乱射事件は
心情的に、非常に、しんどかったのだが
犯人の精神異常性を強調する報道の嵐(意図的??)と
英国の「所謂、知的(なはずの)新聞」の銃規制に対する問いかけを
眺めているうちに、少しずつ落ち着いて来た。

この新聞(インディペンデント)は、今朝の英国の新聞が軒並み
昨日公開された「犯行表明ビデオ」を一面に取り上げる中、
バグダッドの大規模なテロ(200人死亡)を一面にすえていたが
この事件の報道は一面(写真のみ)と二面のみ。
乱射事件については5面~8面で特集し
昨日に続き、アメリカの銃規制に関する報道・意見を掘り下げていた。

バグダッドの事件を一面にしたところに
「さすが良心的、知的な新聞だ」と讃える気には微塵も無れないのには
わけがある。

一つ目は、私が、友人Mちゃん(元気か~?)の
「湾岸戦争の子供達写真展」の些細な手伝いをしている時
この新聞が、反核ジャーナリスト森住卓氏の写真を
承諾が得られないまま、おそらくウェブから
記名無し(記事内でも言及無し)で転載した「事件」

これで、この新聞の信憑性は私の中で一気に崩れ去った。
(その前から、どの報道も信用していたわけじゃないが)

二つ目は、今回、事件の概要を知りたくて
(信憑性は低くとも、とにかく何でも情報がほしい状態^^;)
買った当紙の、乱射事件特集の中の一つの記事に
「犯人が犯行に使われた銃を売った店」の店主(と店員?)が
笑顔で映っている焦点のぼやけた写真を掲載されていた事。

報道写真としては最悪レベルの、ぼやけた写真を載せるという事は
今回の事件が発生してから自紙の記者が撮った写真でないのは
明らかだ。
またしても撮影者の出所が記載されていないので
また、ウェブサイト(おそらく、この店の?)などから
転載したんじゃないだろうか。

その写真の下に
「"I just sold him the gun" - the dealer's defence」との見出し。

これが、冷静で客観的で「知的」な報道かよっ?!!!

わざわざ、笑顔の写真を載せる必要、無ぇじゃんっ?!!!!!

この店主に対して同情するわけではないが
この報道に対しては、強い嫌悪感を覚えた。

これだったら、まだ、そこらのtabloid(三文ゴシップ新聞)の
方が、まだ性質(たち)が良いんだよ。
tabloidは、興味本位・扇情的な報道を売り物にしてるんだからな。


あぁ...のっけから、怒り爆発してしまいました。


ところで、このインディペンデント紙でも連日取り上げられている
「アメリカの銃規制」報道によると

アメリカで私的に保有される銃は2億丁だそうだ。
(ケータイなみってか?!!!)

しかし、
私が個人的に知っているアメリカ人は
生まれてから今まで
銃なんて、触ったことも無い
とか
せいぜい、観光地だかの射撃センターで触っただけ
って、人ばっかだったし
その友人やら隣人も似たようなもんだって
主張されてたんだがな....????

大学時代の友人なんか
日本では
「あなたの家にも銃は、もちろん、あるんでしょ?」
と聞かれることに、うんざりしてたんだよ。

二億丁でも
一家に一丁、一人に一丁っていうより
「ある所には、ある(複数)」
「持つ人は、持っている(複数)」
って、世界じゃねぇのか????

しかも、この「銃」の定義も、曖昧。
狩猟に使う銃が入っているんじゃないだろうか?

ま、狩猟で使う銃でも、十分殺害できるけどね。

現実的に、10数年前に、英国ダンブレーン小学校で
起きた乱射事件(児童・教師たしか15人が射殺された)も
狩猟で使う銃によるものだった。
その後、英国では、銃に対する規制・ライセンス制が
さらに厳しくなった。

だが、最近、英国、特にロンドンを騒がしているのは
ナイフによる少年殺害事件の続出だ......。
14~5歳の少年が何人も殺されている。
12~3歳で被害者だけじゃなく加害者になったりしている.....

............

ここで
報道の取り上げた数の列記に戻ると
2004年、米国の銃による死亡は
11,000の殺人事件
17,000の自殺
そして、毎日、
16人の未成年(児童~10代)が銃による事故で死亡しているそうだ。

毎日16人って、要するに、一年365日として16でかけて、5840人か....

この未成年のうち、どれだけが、「純粋な事故」かが
この数字の列挙だけでは、わからないが
これ、昨日の記事内では
毎日3人の19歳以下の「児童(children)」が
銃による傷が原因で死亡している
って報道されてたんだよな.....
そっちには、事故か犯罪かの区別は無かったんですけど
どうして、前者のほうが、後者より、俄然増えてるんだよっ?
しかも、3人から16人????

速さ「のみ?」が命の新聞報道に、
正確さと、統一性を求めるほうが間違ってるつぅのか???

それから
「防衛のために保持される銃が防衛ではなく
友人や家族の殺害に使用される確立は43倍」
ってのも、あったが、
なんだよ、この43倍って?!!!
「防衛のため」って、どっから、ひっぱったんだよ、そもそも?
購入時の理由とか、か?!!!!

一般市民が、こ~ゆ~数字を見ながら
「ほぉ、すごいなぁ」と感嘆してるとおもったら
大間違えだっつぅのよっ!!!

高校時代に数学で赤点とった私でさえ
こんな出所のあやしいとしかいえない無意味な数字の羅列を見たら
逆に新聞記者の知性と良心を疑うっちゅぅのっ!!!!!


また無意識のうちに、怒り爆発してしまいましたが
銃規制についても、私なりに考えましたんですのよ。
フォフォフォ

まず
2億丁かぁ....
(この数字の信憑性も不明だが、ま、莫大に多いってことで)
こりゃ、
どうやって取り締まるわけだよ????

しかも、「銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ。」が
決まり文句のNational Rifle Associationの
巨額な寄付によって発言を操られている政治家の数やら
銃規制に賛同した政治家への同協会会員の
反論・いやがらせやら、どうも、すごいらしいじゃないか。

それに加えて州ごとに違う法制度。
(当然、銃規制も州ごとに違う)

どうやって規制すんだよ????

とりあえず、もう、各ご家庭にある銃は、そのままで、
銃弾の生産、輸入を禁止する??????

で、銃弾取引が麻薬取引なみになるか?

...........

もう、このさい
銃規制より
「銃教育」
を徹底したほうが
まだ見込みあるんじゃ???

小学校から、銃教育を義務つけるとか....

全児童が「安全に(^^;)」銃を使えるようになるよう指導する....
交通教育のように....
性教育のように.....


で、国民一人に一丁銃を配給ってのは、どぉだ?

犯人に銃を売った店の店主が
「犠牲者の中に銃を持っている者が一人でもいたら、事態は違った」
と発言しているのをネットで読んだが
「大学に行くのに自衛のために銃が必要なんて、世も末」
と嘆く前に、これは、これで、確かに真実をついては、いるんだよな...

このヴァージニア大学の学生達も
私が、知っているアメリカ人たちのように
銃なんて遠い世界の国の物の様に考えている人たちが
多かったのかもしれない。

例えば、武装したテロリストが、教室に
銃をかまえて入ってきた時に
クラス全員が
自分の銃を抜き出したら.........

話は、それるが
テロって言えば
加害者が、(おそらくキリスト教徒の)韓国人青年ではなく
ムスリム系の青年で
この犯行表明ビデオで言及されたのが
「キリスト」ではなく「アッラー」だったら
この事件に対する反応は、
また違ったものになっていたんじゃないだろうか?
このビデオは、まさしく、自爆テロのビデオと同種類に
私の目には映ったんだが....

(話を戻して...)

全国民が銃を保持しているのが常識となった時点で
ひょっとして、銃犯罪が、減ったり...する....か....も...??????

西部劇の様に、銃を持っているか否かではなく
いかに早く銃を抜けるか、で、運命が決まる世界になる....か....??


ところで
万一(?)銃教育が必須となった暁には
日本で「欧米」といっしょくたに呼ばれる欧州や
米国でも「西側諸国」だの
「先進諸国」と呼ばれ
米国も、お仲間よ、と思っている国々では
基本的に
銃を持っているのは
警官、軍人&兵隊、一部の狩猟業者?等の
公的かつ合法な所有者か
ヤクザか、チンピラ
私的かつ違法な所有者だけだという「事実」も
しっかり学んでほしい。





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Last updated  April 19, 2007 10:54:22 PM
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