|
テーマ:たわごと(26887)
カテゴリ:ふっと思ったこと
以前の日記で、うちのムスメたちがこの4月に金魚すくいで2匹の金魚をゲットしたことを書いた。
名前は『サン』と『カネコ』、2匹合わせて『金子さん』と呼ばれている。 その日記の文末で私は、その『金子さん』の兄弟にするべく夏祭りで新しい金魚をゲットするまで、 この2匹が生きているだろうか、というようなことを書いている。 ところがどっこい、私の心配などどこ吹く風、とでもいうように、4ヶ月経った現在でも 2匹ともピンピンしている。 そして先日の夏祭り、ようやく『金子さん』の兄弟を増やすことができる、と兄弟3人勢い込んで 金魚すくいに出掛けた。 そしてその成果は、長男2匹、長女2匹、そして末娘は3匹、合計7匹で、金魚の水槽の中は 一気に9匹の大所帯となった。 ただこういうところにも自然の摂理というか、自然淘汰の論理でも働いているのだろうか、 あるいは先住者である『金子さん』にビビったのか、その日のうちに4匹が死んでしまった。 特に末娘の取ってきた3匹は、末娘がそれぞれの名前をあーでもないこーでもないとあれこれ考えて、 ようやく決まったときには全部死んでいたのだから、ちょっとかわいそうだった。 「どうして私のばっかり死んじゃったのかなー」と落ち込む末娘に、 「そりゃ、あんたごときに捕まるような金魚だったんだから、もともと相当弱っていたんじゃない」と 妻が冗談半分で突っ込むと、「あ、そうか、なるほどね」と妙に納得していた(?)。 そしてその後も新参者たちは次々とぶっ倒れ、今日まで残ったのはたったの1匹となってしまった。 しかし「ボビー」と名付けられた(由来は知らないが)この最後の1匹も、今朝とうとう息絶えてしまった。 しかし『金子さん』が今日まで元気にスクスクと成長していることを考えると、 この落差は一体何なんだろうと思えてならない。 ひとつの仮説として、金魚の仕入れ業者により質がかなり異なるのではないか、ということが いえるかもしれない。 このあたりで金魚すくいをするといえば、ほとんどの人が金魚を調達しに行くのは、 愛知県の弥冨市という所だ。 ここは古くから金魚の町として知られているが、そこに存在する数多の業者の中には、 おそらくいい加減な業者もあるのかもしれない。 そういうところから買うと金魚も弱々しいのしかなかったりするのかもしれないが、 そういうのを判別する「目利き」のような人が居なければ素人では何ともしようがないし、 われわれ消費者(?)もどこですくうかなどという選択などできやしないから、結局これはもう 運を天に任せるしかないってことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|