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テーマ:たわごと(26887)
カテゴリ:ふっと思ったこと
テレビやラジオで野球の実況中継を聞いていると、ちょっと気になることがある。
足の速い選手のことを指して、よく「足がある」という言い回しをすることだ。 「このバッターは足がありますから、フォアボールで出塁すれば二塁打と同じことですね」とか、 「2塁ランナーは足がありますから、シングルヒットが出れば間違いなく1点入ります」という具合だ。 アナウンサーだけでなく、私たちもごく普通に使っている。 普段何の気なしに使う表現だが、考えてみれば「足がある」という言い方は、その反対として 「足が無い」という状態も連想されるわけだ。 まあ鈍足の選手を指して「足が無い」などとは言わないだろうから、直接的には影響は無いのかもしれないが、 下肢の不自由な方が「足がある」という言葉を聞いて、不快な思いをしたりすることは無いだろうか。 なにも「足が速い」とストレートに言えば済むことだから、「足がある」と言わなきゃならない必然性はまったく無い。 それならちょっと想像力を働かせてみた方が良くはないだろうか? それとも私の考え過ぎ.....? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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