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テーマ:プロ野球全般。(13373)
カテゴリ:スポーツの話
昨日のドラフト会議を受けての各種報道を見聞きしているうちに、だんだんと腹が立ってきた。
一部の選手が、意中の球団以外の球団に強行指名され、カメラの前で露骨にイヤな顔をしたり、 球団関係者の面会を拒否したりしているではないか。 それもドラフト1順目で指名されるような選手ならいざ知らず、もっと下位で指名される選手だったりするから、 開いた口がふさがらない。 中には、指名順位が気に食わなかったという者もいるようだ。 全くワガママにも程が有る。 ドラフトで指名されるだけでも有り難いとは思えないのか? まあここまで「感謝」の心を失くしてしまうという背景には、彼らのような有望な選手を、 周囲が今まで甘やかせ続けてきたということが大きいだろう。 そしてそういった選手たちに対して、各球団のスカウトたちもチヤホヤとするから、よけいに彼らは天狗になる。 ただ野球に限らず、プロスポーツの世界は結果がすべてだ。 実績を残してこそ初めてモノが言える世界だ。 ところがドラフトに掛かる選手たちは、プロでの実績が全く無いくせに、どこそこに行きたい、 どこそこはイヤだ、などと、よくもそんなことが言えるもんだ。 指名してもらったらおとなしくそこへ行ってこい。 それがイヤなら、プロ野球界になんか来なくていい。 厳しいことを言うようだが、所詮彼らに支払われる契約金の一部は、我々ファンの財布から出ているのだ、 それくらいのことは言わせてもらっても、バチは当らないだろう。 とにかく選手の側には球団を選ぶ権利は要らない。 逆指名だの、希望枠だの、自由獲得枠だの、そんなものは全く必要ない。 「完全ウェーバー制」に移行すべきだ。 そして指名された球団に入団拒否した選手は、向こう5年程度はドラフトで指名できない、 というオプションでもつけたらどうだろう。 こうすれば、今問題になっている「裏金疑惑」のようなことが発生することもなくなるだろうから、 一石二鳥だ。 それに新入団選手の初年度の年俸であるが、ドラフト上位だと1千万円以上というのが、 今や通り相場になっている。 でもそれ以前から在籍している選手の中には、それ以下の年俸の選手もいるのだから、 これは絶対おかしい。 いわゆる「期待料」が込められる「契約金」と違って、あくまでも「年俸」は前年度の実績に対して 決められるものだ。 だから新入団選手の年俸というものは、ドラフトの上位であれ下位であれ、一律に「最低年俸」から 出発するように規約を改正すべきだ。 背番号にしても、1年目から由緒有るナンバーをつけさせる悪いクセが、どこの球団にも有る。 これとて単なる「期待」だけでいい背番号をつけさせるなど、言語道断だ。 中には大物ルーキーが希望したナンバーを、それを現在つけている先輩から譲らせるという、 とんでもないケースもある。 どんな大物ルーキーであっても、最初は大きな番号からスタートするべきだし、逆にその番号を 「ブランド化」するくらいの気概を持って欲しいものだ(イチローの51番、松井の55番のように)。 だいたい最初から分不相応なナンバーを背負って、活躍できずにそれを剥奪されることほど、 屈辱的なことも無いだろうしね。 その代わりプロに入って活躍し、周囲の期待に応えうるだけの成績を上げられたなら、そのときには 堂々とワガママを言ったらいい。 FA権取得年限も、5年ぐらいでいいだろう。 FAで好きな球団に移籍するもいいし、年俸アップや背番号の変更といったことなんかも、 実績を上げさえすれば大手を振って要求できる。 それが出来るのが、プロスポーツの世界なんだから。 とにかく1ファンとしては、ドラフトの度に必ず毎年何人かが、テレビカメラの前で 苦虫を噛み潰したような顔をする、そんな光景が胸糞悪くてたまらないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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