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テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:身の周りの日常
「四日市・三菱化学事業所内で蒸留プラント爆発」
そのときちょうど私はトイレに入っていた。 店の中でもかなり奥まった場所なので、私の耳には「ポンッ」という程度のかわいい音にしか聞こえなかったが、 それにしても今まで聞いたことのないような種類の音だった。 どこかで車でもぶつかったかな、などと思ってトイレを出ると、 どうも店にいた妻や母たちにはもっと大きな音に聞こえていたようで、「今のは何なの!?」と慌てている。 表に出ると、並びの各家庭や店舗からも、同じようにみんな外に出て状況を窺っている。 誰に聞いても、何が起こったのか説明できる者はいないし、 口々に言ってることも「地震か?」「雷が落ちたんじゃない?」「発砲事件か?」と、見事にみんなバラバラだ。 ことの仔細がようやく判ったのは、それから5時間後だった。 というのも私はそれからすぐにさる会合に出席していたからで、 当然その会合に参加していた方たちにも、そのことは判っていなかった。 帰宅してはじめて、この音の正体が、テレビの全国ニュースでも取り上げられるほどの、 コンビナートの爆発騒ぎであることを知ったのだった。 ただウチからは7~8kmも離れているところなので、さほど緊迫感は無かったが。 今日になって新聞を見ると、近隣のある銀行ではその衝撃で窓ガラスが割れたという。 その記事で思い出したのだが、この爆発現場に比較的近くにある、ウチが懇意にさせていただいているある酒屋さん。 このお店の前面のガラスは、金網入りのガラスになっているのだ。 以前そのことについて尋ねたところ、その地区ではそうしなければいけないと、法令で定められているとのことだった。 今回の事故の報に接し、なるほどと納得したのだった。 ケガをされた方の一日も早いご回復をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月24日 19時43分24秒
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