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テーマ:「屋業」の人々(234)
カテゴリ:仕事のこと全般
一昨日のブログで書いた、本日の某イベントだが、案ずるよりも何とやらで、
暑いくらいの晴天の下で無事開催することが出来た。 毎日毎日気を揉んでいた私も、飲料の在庫を無駄にすることなく、ホッと胸をなでおろした。 というのも、この8月はいろんなイベントやお祭などで、例年以上に商品納入のお声を掛けていただいたものの、 毎回天候不順でヒヤヒヤしっ放しだったという現実が、私をどんどんマイナス思考にしていったからだ。 実際にそのうちに1回、雨で本当に中止になったものもあった。 ただこの時の商品は「樽生ビール」で、量もそれほど多くなかったので、 残った商品はそれがいつも流通している飲食店に回せばよく、まったく問題はなかった。 今回のように、普段店頭や外販であまり売れない商品で、尚且つ量がハンパでなく多かったりすると、 天候によってはリスクが伴うことがある。 私も受注時点で、今年ここまで天候が不順になるとはまったく思っていなかったので、 雨天中止のケースをほとんど想定していなかったが、これからはそういう時の対応も考えねばならない。 ウチに納入してもらっている卸問屋に返品するという手も無いことはないが、 すべての卸が如何なる場合も100%対応、ということもなく、当然「返品不可」というところもあるから、 その場合はウチの店でリスクを負うことになる。 かといって、 「これはお宅のために取寄せたんだから、中止になってもキャンセルできません」 などということも、そうそう言えるものではない。 よほど特殊な商品なら「キャンセル不可」という条件付きでも納得してもらえるかもしれないが、 今回のように、何の変哲も無い“フツーの”缶入り飲料などでは、 「キャンセル不可」という条件もお客さんに対しては説得力に欠ける。 まあお客さんには、数ある選択肢の中からせっかくウチの店を選んで頂いたわけだから、 あまりウチの都合を振りかざすことなく、あくまでもお客さん優先で柔軟に対応することが必要だな。 商売を次へつなげていくためにも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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