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テーマ:「屋業」の人々(234)
カテゴリ:仕事のこと全般
ウチの店から配達するお得意先にもいろいろあるが、
その中に何軒か、靴を脱いで行かなければいけないところがある。 いわゆる「お座敷のある」お店にそういうところが多い。 ただこれが結構厄介なのだ。 納品の際、品物を何点も運ぶたびに靴の着脱が生じる。 ただ普通の着脱ではなく、重い荷物を持ってのことだから、狭くて散らかったところだと、 バランスを崩して倒れそうになったりすることもある。 足は体を支える根本だから、どんなに力が強い者でも、足下がふらついては元も子もない、 そんなことを改めて痛感する。 まあもっとも、仕事自体は手馴れたものだから、どんなところにも不自由なく行けることは行けるのだが、 キチンと靴を履くことが困難なので、かかとを踏んづけた状態で歩いたりして、すぐに靴をダメにしてしまう。 そういう意味では余分にカネが掛かってしまうという不満はある。 かといって我々が仕事をする上での環境を改善してもらうなど、立場的にまず有り得ないことだ。 しかし、靴を脱がなければどんなに仕事がラクか、と何かにつけ思ってしまう今日この頃なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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