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2010年10月14日
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テーマ:ニュース(100069)
カテゴリ:ふっと思ったこと
チリの鉱山落盤事故で閉じ込められた33人の救出作業は、さしたるトラブルも無くつつがなく終了した。
このところ嫌なニュースばかりが日本を世界を席巻する中では、ひときわ気持ちの良いニュースだった。
テレビは相変わらず過剰な演出に走りがちになっていたが、
今回は何の演出も必要無い、リアルな画像だけで充分だった。
とにもかくにもこのプロジェクトの成功を、世界の皆さんと喜び合いたいと思う。


今回この33人が無事生還できたのが、ひとえに彼らの結束の強さの賜物だというところは、
万人の認めるところだろう。
しかもそれは私の予想をはるかに超えるものだった。

思い起こせば阪神・淡路大震災のときのこと、
あの時は被災された方々の、互いに助け合い励まし合う精神と行動こそが、被害を最小限に食い止め、
ひいては復興の礎につながったと言ってもいいと思う。
そしてそのモラルの高さは、確か海外メディアも極めて高く評価していたように記憶しており、
自分のことでも無いのに大変誇らしく思ったものだ。

ただ自国のモラルの高さを過大に評価してしまうことは、
相対的に他国を過小評価してしまう、という副作用も伴うことがある。
特に近年、中米の方で起きた大地震の際には、救援物資を奪い合うシーンなども報道されたりして、
私の中ではその気持ちがより強固になっていったものだ。

そういうわけで今回の落盤事故の第一報を耳にしたときも、最初は
「そんなに長期の間、これだけの人数がみんな正常な神経でいられるはずが無い。
助け出す前に内部から崩壊してしまわないか?」という思いを禁じえなかった。
ところがその思いに反して彼らは、69日間の長きに渡って鉄壁の連帯を崩すことは無かった。

もちろんリーダーたる立場の方の的確な指示があったとか、いろんな面でのエキスパートが集まっていた、
といった要因もあったのだろうが、つまるところ全員のモラルが高かった、ということに他ならない。
私も大変失礼なことを考えていたものだと、その見識の至らなさを大いに恥じた。
日本人に負けず劣らず、素晴らしい国民性を有した人たちだった。


またこのニュースを連日各国のメディアが報道し、それを全世界の人々が見守る中で、
いつしかテレビの画面を越えてみんなの想いがひとつになる、そんな錯覚すら覚えた。
民間レベルの「平和」なんて、案外こんなところで図らずも気付かされるものなのかもしれない。


ただ今回は、日本とは特に敵対感情を持たないチリという国での出来事だったが、
これがもし近隣の某国のように、国民的な感情のしこりが残る国での救出劇だったら、
私たちはどのように受け止めていただろうか?
そんなこともちょっと頭をよぎった。





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最終更新日  2010年10月14日 19時07分31秒
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