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テーマ:たわごと(26839)
カテゴリ:身の周りの日常
今春から大学生になり、親元を離れて一人暮らしを始める長男にとって、パソコンは必須のツールなので、
出発までに私が用意してやることとなった。 とりあえず持ち運びが出来る「ノートパソコン」というところまでは決まっていたが、 あとはまったくの白紙から始まった。 まずパソコン本体の機種よりも、ネット環境をどうするか、ということの検討を始めた。 いろいろ考えた結果、屋外でも使える「ポケットwi-fi」的なものがいいということになり、 その線でいろいろ調べてみると、「au」のやってるものがいいという結論に達した。 というのもウチは携帯電話もauユーザーなので、そういう点で割引が受けられるのが大きいからだ。 早速行きつけのauショップに出向き、説明を受けたのだが、その際にオプションとして、 月1,470円を2年間に渡り上乗せすれば、パソコン本体も提供する、という選択肢が示された。 とりあえず一旦持ち帰って検討することとしたが、その機械(国産大手メーカー品)、 確かに一年前のモデルには違いないが、同機種で最新のものに比べても、スペック的には たいして変わらないことが確認できた。 1,470円を24ヶ月払っても3万5千円ほどだ、これはもう迷うことは無いじゃないか、 ということで、翌日にはもうそのオプションで申込んでいた。 ところが実際にそのパソコンを手にした瞬間、思わず叫んだ......「ちっちゃい!」 スペックの数字からはそこまで想像できなかったのだ。 さらに設定の段階で、いくつもの不都合が明らかになってきた。 まずディスクドライブが無い。 これではDVDも見られないし、ソフトのインストールやバックアップディスクの作成も出来ない。 それに「Microsoft Office」もインストールされていない。つまりワードとエクセルが使えない。 これは学生にとってはとても痛いことだろう。 結局ディスクドライブは外付けのものを購入し、「Microsoft Office」は改めてインストールしたが、 なんだかんだでずいぶん計な出費となってしまった。 要は私の注意不足だったのだ。 製品使用をもっとつぶさに調べるべきだったところが、甘いエサを前にして、 心は半ば飛びついていた状態だったから、完全に慎重さを欠いてしまっていたのだ。 それというのも長男の進学に際し、このところかなり出費がかさんでいたので、 少しでも安く上げたい、という心理がかなり先行していたんだろう。 当の長男も、おそらくかなり不満を感じているはずだが、自分のための出費がかさんでいる手前、 私に恨み言のひとつも言いたいのに言えないのだろうと見えた。 彼には悪いことをしたと思っている。 もっともそれと同時に、不自由な条件下でいかに自分の能力を十二分に発揮させられるか、 という訓練を課したのだ、などと都合のいい言い訳も出来なくはないが(笑)。 それにしても私も、世間的には充分分別のついているはずの年齢にあって、 このような「安物買いの銭失い」を地で行くような行動をとってしまうとは... ...まだまだ若いな~(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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