|
テーマ:年賀状(1010)
カテゴリ:ふっと思ったこと
正月といえば、どうしても年賀状のことに触れないわけにはいかない。
年賀状のことについては、過去にこのブログにもいろいろと書いたことがあったが、 最近になって私の考え方にも、少しずつ変化が現れてきてるようだ。 以前から気になっていたのが、日常的にほとんど、というかまったく接点が無くなってしまった方とのケース。 何度か「出すのをやめよう」と思って、年賀状を出さずにいても、 いざ向こうから来ると、やっぱりこちらからも返してしまう。 そんなことを何年か繰り返していたが、それは心のどこかで「薄情なヤツだ」と思われたくない、 という気持ちが働いていたからだろう。 そんな方が何人かいたのだが、今年は思い切って、 向こうから来ようがどうしようが、こちらから出すのを止めることにした。 理由としては、おそらく双方とも“惰性で”やり取りを続けていた可能性が高いこと。 仮に向こうが先に止めても、こちらとしては腹も立たないだろう、と思えたからだ。 こういう場合、どちらかが思い切らないとね。 今ひとつは、私自身が「シンプルさ」を求め始めた(かも知れない)ということ。 以前だったら、せっかくの結びつきを、こちらからわざわざ切ることもなかろう、と思っていた。 「結びつき」を、「人脈」と置き換えてもいいかもしれない。 しかし、例えばツイッターでフォロワーを何万人と集める人がいたり、 あるいは異業種交流会で何百人と名刺交換する人がいるが、 のべつ幕なしに年賀状を送ることは、それらの行為に限りなく近い、ということを感じ始めたのだろう。 そしてそれがもはや自分にとってはあまり意味の無いことだ、ということを悟り始めたということだ。 そういう点が以前の私とは格段に違っているところだ。 そしてこの先どうなっていくかは分からないが、「無意味なものに期間を費やすのは、もったいない」 というスタンスは、おそらく大きく変わることはないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月08日 00時38分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[ふっと思ったこと] カテゴリの最新記事
|