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カテゴリ:若君っ貴公子のご自覚をっっ
一緒にいた大島ユカは 「アイさ~、孝太君とつきあえばいいのに~」 と、繰り言となっているいつもの話を始めた。 「だってさ~、あれだけお互いに理解もしているし、 なんでも話せる間柄で二人ともフリーなのに変だよ~」 アイは苦笑しつつ 「うん、それはわかるけど、 でもあたしたち兄弟みたいな感覚になってしまってるからね~、 なんか今更って感じだしね。」 「じゃさ~、一緒に帰るのはやめたら~?」 「え、どうして」 とキョトンとした顔をした。 「だってさ、そんなにくっついてるとアイにはいつまでも彼氏できないよ」 「あはは、別に彼氏いなくても不便感じてないからね~」 ユカはくちびるを歪ませた。 「ふに~、寂しくない?彼氏いなくて?」 「あは、いつも孝太がいるからね。」 「中条君ってすごく男らしいのに、なんか優柔不断なのが不思議だよね~?」 「うん、放っておけないヤツなんだよ。 ものすごく口べたで損してるからね。 昔からあたしが代わりにいってやったりしてたね」 「変なコンビだね」 「うん、幼稚園の前から近所の公園で仲間だったからね。 腐れ縁かな。」 つづく ※この作品は最近別の名前で某ケータイ小説サイトに 発表したものです。 ゲゲゲの女房「水木しげるの本・特集」 「ゲゲゲの鬼太郎」原作漫画+グッズ特集 村井亮介の いまどきノベル エレキギター/ベスト20 ドラムセット特集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 14, 2010 04:42:00 PM
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