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カテゴリ:若君っ貴公子のご自覚をっっ
そこへ孝太が噂をされていたことも知らずに いつもの眉間にしわを寄せたまま笑うという特技を発動してやってきた。 ユカは呆れた顔をした。 「あーあ、また今日も中条君は戦国武将みたいなしぶい笑顔だね。」 「む」 黙り込む孝太に、間髪を入れずにアイが救いの手をさしのべた。 「ユカ、そんな風に言わないの。 不器用な孝太が精一杯ユカに対して社交的に振る舞ってるんだよ」 「ごめーん」 ユカはぺろっと舌を出した。 「不器用は余計だろ」 「中条君、アイに感謝しないとだめだよ~、 大体、高校進学の時にアイは中条君に合わせてランクを下げて我が校に入学したって有名なんだから。」 「俺は頼んでないよ」 「ユカ~、言わないでよ~、 そのことでは結構あたし達もめたんだからね。 もう、ぷんぷん」 アイはふざけ半分に両手を腰に当て怒ってみせる。 つづく ※この作品は最近別の名前で某ケータイ小説サイトに 発表したものです。 ゲゲゲの女房「水木しげるの本・特集」 「ゲゲゲの鬼太郎」原作漫画+グッズ特集 トトリのアトリエ・レビュー エレキギター/ベスト20 ドラムセット特集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 15, 2010 03:23:57 PM
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