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カテゴリ:若君っ貴公子のご自覚をっっ
「いや、そうじゃなくて、そこまで信頼されて足蹴にするなんて男がすたると思わないか?」 「あー、また孝太の義理人情の世界だったんだね」 呆れて笑うアイ。 「笑うなよ。真剣なんだ」 「でも、バイトに転向しようかと思ってるんでしょ」 「うーん。。。」 「たしかにオイシイ話だよね、そのバイト」 「なにか訳がありそうで、それがなにかを突き止めたいんだよ」 うんうんとアイは頷いた。 「今からだっけ?」 「うん、7時に○○駅のそばの本社ビル」 「電車で4つ先の駅か、近いね」 「ああ、行ってくるよ」 「で、部活はどうするのよ」 「ナカスギの人に相談はしてみるよ、両立させてもらえないかって」 「そうね~、各部のみんなを待たせるだけ待たせて今更バイトするから部活やらないなんてダメだよね」 「そうだよ、男がすたるよ」 アイはパーンと勢いよく孝太の肩をたたくと 「頑張ってきな~~」 と叫んだ。 孝太はうんうんと笑顔で頷いて、駅へと向かったのだった。 つづく ※この作品は最近別の名前で某ケータイ小説サイトに 発表したものです。 スリーウェイバッグ・お手頃品特集 となりのトトロ・グッズ特集 ガンプラ・ガンダムフィギュア特集2 ガンダムヒロイン・フィギュア特集 超オススメ「ハイビジョン・レコーダー」特集2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 18, 2010 10:50:45 AM
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