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ちゃと・まっし~ぐ~ら~!

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2007年07月04日
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カテゴリ:家族
盛りだくさんな一日だった。

今日は公休だったので、午前中はのんびりしていたのだが、せっかくだからと思って医者に行ってきた。
あれからしばらくわざわざ書くことはなかったのだが、5月20日過ぎから悩まされていた咳と痰、以前のように夜中に咳き込んで起きたりすることはもうぜんぜんないが、いまだにまだすっきりし切っていないので、時間があったら病院に行ってこようと思っていた。
母も肺がんだったし父もそうだったし、その点では私だってその可能性がないとはいえないし、怖い怖いと思いながら避けていたのではどうしようもない。
午後遅くに予約しておき、以前に足を怪我して診てもらった時の先生にまた会った。
問診や聴診の後、先生に「最後にレントゲンを撮ったのはいつでしたか?」と聞かれ「あー、覚えてないですね・・・でも、最短でも10年は撮っていないのは確かです」と自信を持って事実を答えたら、どうしようもないなという顔で「撮っておきましょうね」と。
気管支炎だった。
いくつか薬を処方してもらった中にあったクラリシッド。
どこかで聞いたことあるなぁと思ってうちに帰って調べてみたら、最初に日記に具合が悪いと書いた時に悠々さんが教えてくれた抗生物質だった。(笑)
今頃、気にはなるが主症状で苦しんだ時期がはるかかなたに過ぎ去ってから医者に行くくらいなら、早く行っときゃよかった。(爆)
以前、足を思い切り電車のステップに打ちつけた時も、あれだけ痛かったのに、医者に行ったのは1ヶ月後だったし、私はどうも医者に行く出足がよくないタイプなのだと思うし、いつもピークを過ぎてから行くので、先生に「ふざけた患者」と思われている可能性もある。

さて、用が済んだのでロンドンの中心に移動する。
今日はクマイチの誕生日だったのだ。
仕事が終わったクマイチを迎え受け、頭の中は今日は絶対に鉄板焼きっ!
ロンドンで鉄板焼きと言えばあそこか、と知っている人もいるだろうが、これまでの足掛け10年で1回だけ連れていってもらったことはあるが、それ以外に行ったことがないレストラン。
ひとえに高い(笑)ので、なかなか自己負担で行くには相当な覚悟が要る場所だ。
ちなみに前に連れていってもらった時というのはロンドンに来て1年目か2年目で、当時勤めていた日系の会社の上司、しかも日本からのご駐在の身分の人が何気なく連れてくれた時以来だ。
あの当時も高そうな店だとはわかっていたが、そういう場合はとにかく全部残さずにおいしく頂くのが感謝の現れだと、勝手に自己流に割り切った。わはは。
クマイチに電話のメッセージでそこで夕食を食べるか聞いたら「他に考えがある」と返事が返ってきたので、一度「他の考え」についてちょこっと電話してみると、自宅の近所のタイ料理か韓国料理、と言う。
えーっ、それはちょっと・・・と抗議。
今日はもう家を出る頃から「今日は鉄板焼きがいいなー」気分がどんどん、どんどん高まってしまっている上に、自宅の近所のタイ料理・韓国料理なんて、いつでも行ける。
そりゃあ確かに鉄板焼きのソコのお店に行くのはちゃと家の大散財だし、クマイチが「日本に帰ったら同じくらいのメニューがいつでももっと安くで食べられる」というのもわかるが、うーん、今日は譲りたくない、と言っている間にクマイチ譲歩。
自分の誕生日なのに譲歩させられるカワイソウなヤツ。

話だけを手短にまとめておき、私は久々にOxford CircusからRegent Streetを歩いてみる。
この辺りは観光客も多いが、振り返るような美男美女(芸能人っぽい)も多い。
今、住んでいる周辺とはやっぱりまた違うし、久しぶりだ。
ここしばらく、日本に帰ると寄っていたBenettonでの当たりがよかったので、こっちじゃどうだろうと思ってはいってみたが、うーん、まあまあかな。
長袖のTシャツの数が思ったほど家にないことにこの間から気づいていたので1枚だけ買った。
その後、Regent Streetをそのまま南下していくが、久しぶりなだけに、通りの左右のお店がきれいさっぱり違うお店に取って代っているところが多い。
そのままPiccadilly Circusまで行けばよかったが、まだ時間があったので寄り道しようかと、以前ロンドンの中心で働き始めた頃によく通っていたカフェの前を通ってみることにする。
ロンドンに来た頃の勤務先は当初Bond Street沿いにあって、ロンドンの北のはずれから市の中心まで通っていた。
初めて京都以外のところで暮らすもの珍しさと独身の無聊な日々を満たすため、仕事の後も、土日も、用もないのに中心地に出てきてはあちこち歩き回っていた。
行きつけの珈琲店に寄らないと家に帰らない生活だった日本での習慣を引き継ぐべく見つけたあるカフェに毎日寄ってコーヒーを飲み、そこで本をひとしきり読んでから、間借りしていた北部の家の一間に帰る生活がしばらく続いていたが、ここの経営者と思しきおじさんが、よく声をかけてくれた。
クマイチと結婚してしばらくはクマイチとも何度か一緒に行ったのだが、その後、職場が東のほうに移転し、そのうち私たち自身もロンドンの南の郊外に引っ越したので、ここのお店に寄ることはめったになくなってしまっていたのだ。
久々に寄ったそのカフェは閉まっていた。
今日の営業時間が終わったという感じではない。
経営していたスペイン人のおじさん、元気だったのかなぁと思いつつ、右に曲がってSaville Row(サヴィル・ロー・・・背広の語源になった地名)を歩く。
ここには「コレ下さい」と言ってそのまま持って帰れない紳士服のお店がずらり。
要するにほぼ全部がオーダーメイドの由緒ある服屋が立ち並ぶ静かな通りで、通りの北端のほうには、仕立て屋のモチーフをそのままにしたイタリア料理店のレストランもある。
英国紳士にとっては由緒正しき衣服のお膝元であるこのSaville Rowについ最近Abercrombie & Fitchができたと聞いたので来てみたのだが、見つけられなかった。
(今、もう一度調べてみたら、そういえば途中で通ったクラブみたいなところ・・・昼間っから何をしてるんだろと思って通り過ぎたあそこがそうだったと判明)
それから今度はBurlington Arcadeを通る。
2月の末にロンドンに来た当時、持ってきていた防寒着は3000円くらいで買ったダウンジャケットとマーガレット・ハウエルのダッフルコートだけ。
そのうちに3月半ばになると日によって暖かくなってきたが、日本から船便で送った衣類等の荷物も未着だし、こりゃいかんと思ってこのBurlington Arcadeにあるお店でバーバリーのシングルのショートコートを買った。(この間クローゼットの中を探していたんだけれどもベルトがなぜか見つからないんだな、これが。どこにやったのかしら)
ここのArcade自体、日本にいた頃から来ていたので懐かしい。
ここもすごくお店の入れ替わりがあるところだが、どのお店もどちらかというと年配でお金を持った人向きのものばかり。
私に買えるものは当時からほとんどないのでウィンドウを眺めてばっかりだったが、ミヒャエラ・フレイ(かフライ)というオーストリアのブランドの小さなお店が一度出ていたことがあり、そこのスカーフを買った時はうれしかった。
文字通り目に鮮やかなブルー地にピラミッドやエジプトの直線的なモチーフが施されたスカーフで、こっちにも持ってきているが、もったいなくてまだ一度も使ったことがない。(こういうものばっかりだ)
こんな感じの柄。
Michaella Frey
まあ、そんな昔のことをいろいろ考えながら、時間的にはすでに今日の営業を終了しつつあるBurlington Arcadeを通り抜け、一人で勝手な感慨に耽りながらの街歩きは終了。

そろそろクマイチが仕事を終わる頃なので電話してから待ち合わせ場所で会い、鉄板焼きレストランに急いだ。
なんせクマイチの誕生日だしいっちばん高いコースメニューにしようかという気もしたが、よく見るとそのメニューと一つ下のメニューを比べると、大して違わない。
目立って違うのは、いちばん高いやつには寿司の盛り合わせがついているのだが、私は寿司はどっちでもいい。
それよりもコース以外に食べたい一品料理があったので、2人とも一つ下のコースを頼み、鶏と魚の焼き物を一品ずつ頼むと、お店の人から「あの・・・お腹いっぱいになって食べられなくなると・・・」とダメ出しが来たことでクマイチが一瞬ひるむ。
私はそこで「あ、大丈夫です、頂きますから」と言って無理やり頼んだ。
コースの付き出し・前菜・土瓶蒸し、このへんが出たところで別な焼き物の一品×2がテーブルに運ばれて、気分はもう天国。
そしてお造り・てんぷら、そしてメインの鉄板焼きのロブスター+サーロインステーキ+焼き野菜。
もともとフィリピンからやってきて25年、この仕事は今で5年というシェフが目の前でデモンストレーションしながら焼いてくれる鉄板焼きは私には実に10年ぶり。
今日のクマイチの会社での話などふんふんと聞きながら箸を進める。
(お店の人の心配をよそに、全部頂きました、はい)

後はデザートだけとなった頃、クマイチが突然静かに苦しみ出した。
そう、彼は彼でこのところずーっと胃の調子が悪く、時々同じお医者さんに行っていたのだ。
本当は無茶食いをしてはいけないのだが、彼も私もだいたい食べると言ったらマジで食べる2人であり、決してお茶を濁すような程度の食べ方ができないもので、やはり彼の胃にかなりの消化ストレスをかけてしまった。
デザートがなんとか終わり、とりあえずすぐにお店を出る。
道路沿いのフェンスにもたれかかって立っているクマイチに「どこか緊急外来を探して行こう」と、立てられる対策を頭の中で考えて話しかけるが、思いついた緊急外来はどこも遠く、彼は「それなら家に帰る」と言って聞かない。
駅までバスに乗り、国鉄に乗り換えて並びの席を確保する。
クマイチは目を閉じている。
私は静かにしながらクマイチの腕に自分の腕を巻きつけ、20分弱の電車の所要時間中、ちょっとでも変化があるようなら対処すべく神経を尖らせる。
幸い、クマイチは電車の中でじーっとしていたことで少し痛みが治まったようで、その間に家に急いで戻る。

彼に胃薬を出してきてしばらく様子を見ていたが、今日の疲れもあってか、すうすう寝息を立ててそこで寝ている。
今年はいろいろなことが現在進行形で起き続けている最中なのではあるが、体を大事にしてほしいとつくづく思う。





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Last updated  2007年07月05日 06時55分25秒
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王島将春@ Re:また祭日に書いている・・・(11/23) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
背番号のないエース0829@ Re:初夢(01/03) 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
誰やねんっ20号@ Re:また祭日に書いている・・・(11/23) 御無沙汰しとります。 気がつきゃもう年…
べる@ Re:また祭日に書いている・・・(11/23) ってことは次は12月23日? 早くアジ…
yokko_888@ おかえりなさ~い 一気に寒くなりましたが、ちゃとさん、お…
にゃんきち@ Re:また祭日に書いている・・・(11/23) アジアやオセアニアは日本から近いですよ…
ちゃと0508@ panasea75さん パナセァさん、おこんばんは~~~。 そ…

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