【旅日記】今年の鐡はじめ~初日の出列車から富士山へ(8)
皆様、おはようございます。本日2月28日は、500系新幹線「のぞみ」号が東海道区間から撤退する日です。東京駅や名古屋駅は今頃、大フィーバーでしょうね。さて、先日から連載でお届けしてきた元旦の旅ですが、本日が最終回です。下吉田駅から再び、河口湖駅へと戻ってきた一行。ここからは、今回のハイライトである「富士登山電車」の旅です。一緒に連結されていたのは、富士山麓電鉄時代の復刻塗装車でした。正月ということもあって「初春」のヘッドマーク付です。まずは普通車「青富士」車両の車内です。中央部は、この様にパノラマが楽しめるようになっています。こんなベビーサークルもありました。お子様連れに最適ですね!売店部分です。車内放送の基地でもあります。車両と車両の境にはこんな暖簾が下がっています。私達の車両は、200円の着席券が必要な「赤富士」車両です。中央部は、この様にパノラマと読書が楽しめる座席配置です。ここでご来光登山をされた女性お二方とご一緒になり、旅談義がはずみました。やがて、河口湖駅を出発し、大月駅へと向かいます。富士吉田駅でスイッチバックのため、しばし停車です。下りの「トーマスランド」号です。「富士登山電車」の水戸岡マジック、こんな所にも活かされています。運転台後部の立席展望スペースです。吊革も、こんなにオシャレでした!車両の境にかかっていた暖簾です。車内放送が「車窓右手をご注目ください」と流れ、車窓いっぱいに富士山が広がっているのが見えました。まさにこの電車は「富士山を眺めるために登場した電車」と言っても過言ではないでしょうか。車内検札と共に車掌さんが、サービスのキャンデーを配りに来ました。こちらのキャンデーは、「赤富士」車両のみサービスされます。あまりにも好評のため、今では車内販売もされています。このようなミネラルウォーターもありました。谷村町駅では列車交換のため、しばし停車。撮影タイムです。そのカメラを持って走った姿に、同席の女性二人組も女性車掌さんも苦笑しておられました。やがて楽しき汽車旅の時間も終わりを告げ、「富士登山電車」は終着駅・大月に到着しました。道中、旅話のはずんだ女性二人組とも、ここでお別れです。大月駅からは、河口湖駅発の「ホリデー快速河口湖2号」で帰還です。元旦という事もあり、車内放送がちゃんと「あけましておめでとうございます。」と告げていたのが印象的でした。さて最近、鉄道撮影のマナーやモラルを大きく問われる事態が多発しています。鉄道を撮影の際は、立入禁止区域や鉄道用地内へ入っての撮影、列車に向かってのストロボ撮影、一人での場所の独占などのマナー違反の行為は、絶対にやめましょう!鉄道趣味はみんなのものです。自分ひとりのものではありません。一人一人がマナーとモラルを守り、楽しい鉄道趣味にしていきましょう。そこで、当ブログも協賛致します。「鉄道が好きだからこそ、マナーを守ります」宣言尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。鉄道ファン 2010年 04月号 [雑誌]