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女神たち

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Apr 4, 2023
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カテゴリ:SF雑誌


相変わらずの 未読S-Fマガジンの断捨離読書が続いております

さて今号の特集は・・・って 何なの「特報」って?

巻末の塩澤編集長さんの編集後記でも なんだか照れてるようなお言葉

「UFO編隊、本誌編集部に襲来す!」ですから すべてがジョークなのでしょうかね

最近 アメリカ軍と議会あたりで UFOの調査を・・・ なんてニュースが流れて驚きましたが

SF界隈でも 一般マスコミでも UFOなんて言葉は とんと見かけなくなりましたね

26年前も 状況的には今と変わらなかったのでしょうね

しかし SF小説でも映画でも 地球外生命体のお話は 今でも数多く発表されていますから

宇宙人による誘拐だとか アメリカ政府が宇宙人の遺体を秘匿しているとかの

手垢がついたUFOのイメージから脱却し

何段階もグレードアップしただけかもしれませんが


特集の小説は3篇

『バニー・スタイナーの誘拐』 The Abduction of Bunny Steiner,or a Shameless Life (1992)
 トーマス・M・ディッシュ 著 浅倉久志 訳
  売れてないSF作家にUFO本の執筆依頼が舞い込み 架空の話を執筆したが
  その本に書かれたUFOに誘拐されたという少女が 現実にマスコミに登場し・・・  

『センス・オブ・ワンダー』 Sens of Wonder (1958)
 A・バートラム・チャンドラー 著 尾之上俊彦 訳
  最近のSFから センスオブワンダーがなくなってしまったと嘆くSF作家が
  UFOに遭遇するが・・・
  1958年の昔も今も SFの変容を嘆く者が存在しているなんて SFって何でしょね?

『フォレストプレインズの流星雨』 The Invasion (1995)
 ピーター・クラウザー 著 公手成幸 訳
  アメリカの田舎町で ある夜流星雨が目撃され 住民達が不思議な経験を・・・
  宇宙人も登場しますが とてもエモーショナルな読後感でした

連載小説は
 山田正紀 著『星砂、果つる汀に』<第5回>
  CDCも注目し始めた感染症と 捕獲された謎の生物に関係が存在することが

 谷甲州 著『エリコ』<第16回>
  首尾よく弘田氏の息子のDNAを手に入れたエリコのまえに 警察を辞めた愛甲があらわれ
  日本政府が主導する陰謀があきらかに・・・
​​​​​

その他では 来日したグレッグ・ベア氏のインタビューが興味深く
未読の作品を読みたくなりました

大森望氏の「SFインターセクション」は 奥泉光氏のインタビュー
氏の作品は 敷居が高くて未読ですが 文学のなかにあるSFを考えるには 読むしかないかな





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Last updated  Apr 4, 2023 03:21:36 PM
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