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女神たち

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Apr 30, 2023
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カテゴリ:讀書録


番組は視聴したので 復習と詳細の再確認のために読みました



番組は このキャスティングと 謎のコスチュームが 意味不明でしたが

日曜日午後9時放送の 本格的なNHKスペシャルよりも わかりやすい印象で

続編が見たいと思わせられる内容でした


私は アンチ・ネオ・ダーウィニストなので タイトルに進化論と書かれていたら

すぐに反応してしまいますが 本書はタイトルにあるほど 進化論じたいには重心が置かれてませんね

それよりも 最新の生物学者が見出した 生命の驚異的ないとなみがテーマでした

最近の生物学は 非常に高度かつ細分化されているせいか

なかなか最新の研究成果に 私のような素人が触れる機会がないので

こういった番組は貴重です

NHKは視ないという人もいますが

このような科学番組をはじめ 音楽番組も充実していて 私はNHKファンです

最近の科学番組では「ヒューマニエンスQ(クエスト)」が やたら面白い

まだ続きはあるのかな?

音楽番組では 「クラシックTV」が ピアニストの清塚信也さんのキャラクターもあって面白いし

様々なジャンルのアーティストを知れるし 音楽史や音楽理論の勉強にもなります

「SONGS」は アーティスト単体のライブ番組としては出色のプログラムですね

過去のVTRのサビだけ切り取って並べてる 近頃の民放の音楽番組って

視聴者は喜んでるのかな TikTokで切り取た歌で満足してる若者にはそれで十分なのかな

「ブラタモリ」もお気に入り 最近はネタ切れなのか「地質学」が少なくて「歴史」中心

になってるのが残念です あと「チコちゃんに叱られる!」も 楽しいですね

あれ すごく脱線しちゃった


本書の感想というより 覚え書のためのメモを書いておきます

第1章は 植物

植物も 食べられたり 触られたりしたことを 知覚している

1枚の葉が食べられていると 情報が伝わりほかの部分がそれに対抗する準備をする

それは固体内部だけではなく 特定の物質を放出して 周囲の植物も同様の変化をする

森などの木では 地下の菌類によって 周辺の木々と栄養のやり取りなどの

ネットワークを形成して 助け合っている

第2章は 昆虫

100万種を超える昆虫の9割が空を飛ぶが 翅の仕組みも飛翔の仕組みも多種多様だが

昆虫がいつどのようにこの能力を獲得したのかは まったく不明

環境に適応するために多くの昆虫が「完全変態」を行うが その起源も仕組みもわかっていない

第3章は 微生物

人間はもとより 生物はその体内の微生物と共生関係で 生命を営むことができている

植物の樹液だけを吸う昆虫は 体内の微生物が生産するアミノ酸が必要不可欠

微生物もコミュニケーションを取り合って 集団での活動を行っている


などなど とても面白い情報が満載でした

ただ 番組のタイトルを『超・進化論』にする意味は よくわからなかったですが


​​​『超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る​​​

 著 者 NHKスペシャル取材班+緑慎也

 発行所 講談社

 初 版 2023年3月6日

 目 次

  プロローグ
  第1章 植物  植物のメッセージが命溢れる地球を作った
          植物がしゃべる!感じている!つながっている
  第2章 昆虫  全生物を支えてきた奇跡の能力
          飛び、変態し、小さなサイズで生物界を圧倒
  第3章 微生物 見えない生物が進化の駆動力だった
          全生物と共生、隠れた主役のスーパーパワー
  エピローグ





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Last updated  Apr 30, 2023 03:25:50 PM
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