女神たち

初回のオープニング　『漂流教室』で見た気がするような　霧におおわれた荒涼とした山麓を

呆然とさ迷い歩く片桐はいりさん　衝撃的すぎてビビリましたよ



そこは　東京から120km離れた伊豆大島　ドラマで繰り返し出てくる台詞は　ここも東京だよ



その島の片隅に　ひっそりと佇む居酒屋「風待屋」

灯の灯った暖簾の下がる玄関と　流れる静かなギターの調べ･･･　って『深夜食堂』思い出しますね





片桐はいりさん演じるヒデさんは　裁判官辞めてこの島に流れてきて

心配して声をかけてくれた渚さんに拾われて　彼女が営む「風待屋」で働くことになったのです

渚さんを演じる工藤綾乃さんは　はじめて認識したけど　いい味だしてますね

片桐はいりさんが主演で　居酒屋が舞台だなんて　面白い人情ドラマ確定でしょ

そういえば　片桐はいりさん　昔海外の食堂で働いてたよね

ドラマはその居酒屋を訪れたお客さんが　ヒデさん渚さんと出会って･･･というよくあるお話

そんなよくある人情ドラマをなんで見るのか　ひと時の慰めなのかな







「風待屋」で出されるのは　渚さんが釣ってきた魚をはじめとする

島の食材を使った　東京のお洒落な店ではでない　飾らない料理の数々

わたしは下戸だけど　こんな居酒屋飯大好きだから　まじ食べたかった　美味しそう

そして　とっておきの一皿が　ムロアジのくさや！

正義感が強くて他人でもほっておけないヒデさんが

お客さんに対する説教？というかアドバイスの切り札として差し出す一皿

てか　このドラマのキーアイテムで　地元業者やお役所が沸きましたね







第三話でゲスト出演したのは　乃木坂46の初代（ポンコツ）キャプテンの桜井玲香さん

卒業後　舞台でのご活躍は知ってましたが　こうしてドラマで再会すると

乃木坂ファンとしては　なんか嬉しいです

おまけに今回の役が　アイドルの虚と実に悩む　26歳のトップアイドル

実際　アイドルを変に神格化しちゃうヲタたちが　アイドルを苦しめてるのでしょうかね







第四話に登場は　またしても元アイドルの前田敦子さん

結婚詐欺にひっかかった　おバカなアラサーＯＬをコミカルに熱演

すっかり女優として大活躍で　アイドルより女優の立ち位置確立しましたよね







第五話では　島の視察にやってきた都議会議員の秘書で　小宮有紗さんがゲスト出演

はじめて認識しましたが　けっこうベテラン女優さんなんですね

コミカルな役どころを　シビアに演じてましたね







第６話には　橋本マナミさんが　ドラマの脚本の取材に島を訪れますが　本当の目的は・・・

橋本マナミさん　最近は以前のようにセクシーを求められるのではなく

ベテランの美人女優としてのご活躍が嬉しいですね



そう　彼女の本当の目的は　この子に会うことでした

伊崎花菜さん　スターダストプロモーションの17歳の新人女優さんだそうです

がんばってね









第七話では　母親との関係に悩む女子高生が島にやってきました

演じているのは　みたび元アイドルの工藤遥さん

モーニング娘。は詳しくないので　彼女を認識したのは初めてでした

でも　可愛いのは間違いないし　賢そうな役にピッタリでした





最終回では　渚さんをクローズアップ

自分を捨てた母親から届いた手紙に揺れる渚さんでしたけど･･･

工藤綾乃さんも　このドラマで初めて認識しましたけど

とってもいいですね　ぶっきらぼうでクールなくせにじつは人一倍やさしい渚さんを素敵に演じてました

最初　島にやってきたヒデさんを心配して後を追っかけて声かけたり

ＪＫの真琴ちゃん最初に心配したのも渚さん　いい役でしたね





でも　一番知りたかったのは　ヒデさんの人生と気持ちでしたけど

なんだか　物足りない感じで終わってしまった気がします

続編･･･ないかな　似た者同士のヒデさんと渚さんにまた会いたいね