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女神たち

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Mar 16, 2024
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カテゴリ:讀書録


私にとっては未知の作家さんで 事前情報もまったくなかったのですが

タイトルの「パラレル」という言葉に 私のアンテナが反応してしまい

版元が河出書房新社ということもあり ひょっとしたらSFかな・・・なんて

軽い気持ちで読んだのですが・・・

これが なかなかの正解でありました

著者略歴を見ると かなりベテランの実力派の脚本家さんということで

なるほど ストーリー展開が こなれていて 章立てはテレビドラマの毎回分のようで

次回への期待と興味が かきたてられるような印象です


SFとしては パラレルワールドの取っ付き易い部分だけを上手に使ったなという感じ

パラレルワールドの科学的説明や はったり解説には踏み込まずに さらっと流して

主人公の行動や心理面に重心を置いていて 物語性を重視されたのだなと

最後まで 意外な展開もあって 楽しめました  が


私は エピローグで 迷いの森に入り込んでしまいました

この人が この時点で きっとまた会う・・・って どういうこと???

私は 何かを読み落としてしまったのか それとも誤解や誤読していたのか???

あわてて ページを元に戻ることになったけど

「何か大事なことを忘れている」って そういうことなのかな

なんだか 確証がなくて・・・

それ以外にも いくつかのエピソードが そのひとことで終わらせちゃったの?

などという 思いは多少残っていますけど

これ ドラマとして 見てみたいなとも 思っております


​『パラレル・パスポート』​

 著 者 尾崎将也

 発行所 河出書房新社

 初 版 2024年1月30日







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Last updated  Mar 16, 2024 04:05:25 AM
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