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女神たち

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Mar 22, 2024
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カテゴリ:讀書録


最新の遺伝子研究の成果をもとに 生命の謎に迫ろうとする一冊です

しかし 私には遺伝子というものにこだわって展開される 著者の説にはかなり違和感を抱きました

まず 最初の生命は RNAから始まったという説

たしかに DNAが先か蛋白質が先かという問いには 答えがでそうにありませんが

だからといって RNA? RNAには生理機能があり 複製するから?

そもそも RNAの生理機能て何なのでしょう

いや それ以前に核酸が偶然に生成され 集合してつながり 生命となる?

DNAと蛋白質のペアより単純で 可能性が高いというだけではないのかな?


そこから始まり 進化の道筋を 遺伝子中心に考察していますが

やはり 従来のネオダーウィニズムの主張と 大きく異なるものではないように感じました

著者は 自信たっぷりに自説を展開しておられますから

素人の知識もない私のような者が 反論するすべなどありませんから

これ以上の感想を書くことは 遠慮しておきます


​『「生命の40億年」に何が起きたのか 生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅』​

 著 者 林純一

 発行所 光文社 光文社新書 1291

 初 版 2024年1月30日

 目 次
  ​第1部 生命の再定義​
   第1章 生き物とは何か
   第2章 自己複製する核酸の正体
   第3章 遺伝子とは何か
  ​第2部 ゲノムの表現​
   第4章 個体形成
   第5章 個体老化
   第6章 子孫形成
  ​第3部 ゲノムの創造​
   第7章 ヒトゲノム創造までの40億年
   第8章 ヒトたらしめるもの

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Last updated  Mar 22, 2024 08:41:53 PM
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