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テーマ:理系ノンフィクション(47)
カテゴリ:讀書録
気象学という学問の書物は 初めて読ませていただきました 日頃テレビの天気予報のコーナーで解説されている 気象に関するお話は興味をもって聞いてはいるのですが 本書では 非常に広範囲に しかも かなり高度な解説がされていて 正直 化学や物理に関係する説明などは私には難しかったです しかし 全地球的な観点から 様々な気象現象が説明されていたのは興味深かったです 地球の自転や地形 大陸と海洋 などの 諸条件が気象にもたらす影響ってすごいな とか バタフライ効果って こんなことから言われるようになったんだ とか コリオリの力って何なんだ? などなど かなり楽しい経験でした そして それでもなお 地球の気象が複雑すぎてカオスだということも なるほど スーパーコンピュータの利用が進んでも なお 完全な天気予報は困難だというのも無理はないなと・・・ この気象学という分野の書物を これからも読んで 知識と理解を深めたいですね 『地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学』 著 者 保坂直紀 発行所 講談社 ブルーバックス B-2245 初 版 2023年11月20日 目 次 第1章 大循環はパーツに分かれている 第2章 暖まった空気は上昇する ― 熱の話 第3章 隣どうしの空気は押し合う ― 気圧の話 第4章 地球は丸くて自転している ― コリオリの力 第5章 偏西風が多彩な天気を作る ― ロスビー波 第6章 地球には山もあれば海もある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 30, 2024 02:45:58 PM
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