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カテゴリ:讀書録
先日読んだ『ミステリ・ハンドブック』に続いて 本棚の奥で埃をかぶっていて 最近は開くこともないし 読んでないパートのほうが多いよね ということで 終活の一環という意味でも まるっと読んでみました 刊行は1990年なので 30年以上の歳月が経過しています にもかかわらず 「オールタイム・ベスト」に選ばれている10作品のうち 読めているのは わずか4作品にすぎないという惨状 ましてや 「編集部のおすすめ作品」など 次々と紹介される作品群については タイトル知ってる作品も多いのに どれだけ読んでないことか・・・ しかし おすすめ作品に上げられている『闇の左手』は 最近読んで感激したばかり 30年前に紹介されている 古典ともいえる作品だけど 傑作の価値はけっして下がってはいないということなのでしょうね あらためて 新作だけでなく 本書で紹介されている作品も 読まないままでは 死ぬに死ねないなんて 大げさなこと 思ってしまったしだいです でも 巻末のハヤカワ文庫SFの刊行リストを見たら 全部は無理かな やっぱり そして 30年あまりの時の流れを感じることも まず 矢野徹氏や 野田元帥など かつて親しんだ執筆者のなかに すでに亡くなられた方もおられるという 寂しさ そして「用語小事典」の科学分野の解説では 古くなってしまったことも・・・ ハッブル宇宙望遠鏡は 本書刊行の直前に打ち上げられていますが まだ運用は始まっていないし ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げは 遥か未来のおはなし マーズファインダーやガリレオなどの 太陽系探査も始まっておらず それら探査衛星のもたらした 写真やデータが 数々のSFに影響をあたえたことも これからのお話ですから そのほか 『ニューロマンサー』は 紹介されているものの それ以降の ITテクノロジーの驚異的な進歩 また ヒトゲノム計画も 本書の発刊の年にはじまったばかり この30年度の 科学やテクノロジーの発展は すごかったというしかないですね そして その30年のSF作品の 進化と深化を思いました 『SFハンドブック』 編 者 早川書房編集部 発行所 早川書房 ハヤカワ文庫SF 875 初 版 1990年7月15日 目 次 オールタイムベスト 対談「SFの魅力、どこから読むか」川又千秋 高橋良平 編集部のおすすめ作品●第一部 マイ・ベストSF●第一部 年代別SF史 講座PART1 対談「文庫がすべてを変えた」野田昌宏 高千穂遥 編集部のおすすめ作品●第二部 講座PART2 マイ・ベストSF●第二部 用語小事典 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 1, 2024 02:41:45 PM
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