テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:本・音楽・映画
先日、CDを買いました。 筒美京平トリビュート the popular music 作曲家・筒美京平さんが作曲をされた名曲を、いろいろな方がカバーされてます。 小さい頃、NHK紅白歌合戦を歌のバイブルとして育った私は、 名曲として毎年歌われる70年代のポップスが大好きで。 そんな名曲を、山崎まさよしさんや草野マサムネさん、柴崎コウさんなど 大好きなアーティストの方がカバーしているという・・・、私にとっては鼻血モノのアルバムでした! 個人的には、山崎まさよしさんの「さらば恋人」(オリジナルは境正章)と、 ET-KINGの「お世話になりました」(井上順)がとてもよかったかな。 カバーというと、ただのモノマネになっていたり、逆にアレンジしすぎていたりと、 「・・・結局、原曲の方がいいな」という感想に終わってしまうものもあるのですが、 このアルバムでは、元々そのアーティストの歌かと思うくらいしっくりとアレンジされていて、 聴いていてとても心地が良かったです。 ちなみに「さらば恋人」に次長課長の河本さんがタンバリンで参加してたり、 草野さんの「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)のアレンジがスキマスイッチの常田さんだったりと、 バックグラウンドストーリーにも心がウフフとなりました。 このアルバムでカバーされている「たそがれ・マイラブ」(徳永英明/原曲は大橋純子)と、 「また逢う日まで」(クレイジーケンバンド/原曲は尾崎紀世彦)は、阿久悠さんの作詞。 訃報についてのインタビューに都はるみさんが 「阿久さんは“最近の歌は 言葉が飛んでいない”とおっしゃっていた」とお話されていました。 歌が、ただの“声”ではなく“言葉”として心に届く・・・ だから阿久さんの書かれる詞は愛されたのかなと思いました。 トリビュートアルバム、なんて出るのかな。 名曲が多すぎてまとまらないな、きっと。 ご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本・音楽・映画] カテゴリの最新記事
|
|