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カテゴリ:★深刻な世界情勢
れんが造りに被害集中 がれきの下から「さよなら」被災地は、まだら状に被害が広がっていた。 多くのビルには損傷がないが、すぐ隣で半壊、全壊した建物が惨状をさらしている。道路はところどころ陥没し、液状化のためか砂泥が噴き出した場所もある。 現地時間23日午後2時(日本時間同日午前10時)すぎ、記者がクライストチャーチ市内に入った。 損傷のない建物と建物の間にところどころ、がれきの山があり、重機が復旧作業をしていた。取材中も余震らしき2秒ほどの揺れを感じた。 日本人留学生らがいたキングスエデュケーションの入ったビル周辺部を含め、市の中心部は救助の関係者以外は入れないように封鎖され、制服姿の兵士や警察官が交通整理と検問に当たっている。 街は人通りが少なく、車が路上に多数放置されている。半袖では肌寒い気温で、曇り空から時折、雨が降る。 がれきの下からバスが見え、焦げたような臭いが漂う。 カメラを向けると、ぴりぴりした様子の警察官に「まだ人が下にいるかもしれない」「お前、逮捕されたいのか」などと制止された。 砂泥が路面に噴き出している場所もあり、半ば埋まった車もある。 「車も揺れていて、みな外に出てパニック状態になっていた」と話していた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.23 21:04:51
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