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カテゴリ:私生活
私は5歳の時、幼稚園に入園しました。その後、6歳で小学校に入学し、、、15歳で中学校を卒業、一年遅れ19歳で高校を卒業するまで、健常者と同じ進路で学校生活を過ごすことができました。 この頃を振り返れば、一度も血液製剤を使ったことがなく、苦しかった体験も思い出されます。しかし、今頭に浮かんでくるのは楽しかったことの方が多く、こう思えるのは両親をはじめとした周囲の人たちの存在が欠かせませんでした。 私の場合、他の患者よりも当時としては比較的早く血友病であることが判明していたため、両親も私が幼い頃から将来の対策を考えやすかったのだと、最近になって思っています。 もちろん、関節内出血の激痛で2~3日眠れない夜を過ごしたことも年に3~5回程度ありました。欠席日数が多くなり先生方に心配をかけた年もありました。ただ、私が14歳の時出回ったAHG(最初の血友病血液製剤の製品名)は、売血が原料として使われているという情報が入ったため、すぐに使用することはありませんでした。 この間、他の病気の併発や大きな事故にも遭遇せず、苦しいのは血友病特有の症状だけで、それも比較的軽く、順調に推移してきたと思います。
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最終更新日
2016年11月22日 17時03分46秒
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