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重信川の岸辺から

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2015/02/15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 アーサー・ビナードが好きだ。彼の作品である詩集、エッセイ集を主に集めている。絵本も1冊ある。それが、アーサー・ビナード文・構成、ベン・シャーン絵の『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』だ。

 ベン・シャーンの絵とビナードの文・構成がとても気に入った。

 その後、気をつけていたら、永田浩三の『ベン・シャーンを追いかけて』(大月書店)が図書館に入っていたので読んだ。文字通り、ベン・シャーンの生まれたリトアニアから、彼の活躍した米国まで、丁寧に足跡をたどりながら、作品を跡付けた本だ。楽しいまた有益な本だった。

 この本を読んで、また『ここが家だ』を改めてゆっくりと見た。

 米国のビキニ環礁での広島の1000倍の威力を持つ水爆実験により被曝したマグロ漁船第五福竜丸と乗組員。当時大事件とされ、原水爆禁止運動の引き金となった大事件だった。

 ベン・シャーンはそれを「ラッキードラゴン」というシリーズの作品にして原水爆への強烈な批判をした。その絵を構成し直し、文をつけて一冊の絵本にしたのが、ビナードの『ここが家だ』だ。すばらしいコラボレーション。

 ベン・シャーンの鋭い線と色、ビナードの絶妙の文、こころから感動した。

 『ここが家だ』には松岡正剛さんの詳細かつ丁寧な文章がある。ぜひ読んでほしい。→ここ





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Last updated  2015/02/15 10:38:25 AM



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