夫婦漫才～ようこそ！こんなところへ

いちお、働く主婦のワシは、忙しい。
もっと本を読んだり、興味のある分野の勉強したり、
アクセスを極めたり、ドラクエしたり、昼寝したり、
ネコをなでたり、など、いっぱいやりたいコトがあるのですけどね。
（どんどん低くなっていくねぇ、ココロザシが）

自分の仕事も溜まっているのに、部屋が散らかっているとか、
洗濯も溜まっているとか、シーツを交換しなきゃ、とか
生活のためにせねばならんことが目に付く。
しかも、今日しておかねば、次に掃除ができるのは５日後だったりすると、
どうしても家事を先にしてしまう。

で、ワシがバタバタしているのに、ダンナ先生は自分の仕事をしている。

キー！ワシだって、することいっぱいあるのに！

こういう時には、どうしてもイライラがつのる。

「ちょっと！シーツ交換してくださいっ、もぉ」など
叱り付けるようにして、指示をしていたのだけれど、
これはどうも、我ながら後味が悪い。

「ボクも仕事してるんやけど」なんて、言い返されたりして、
２人しかいない家庭内の雰囲気が、どどっと悪くなる。

そのうちに、気付いた。

ダンナ先生は、悪気があって何もしないのではなく、
何をすればいいのかが分からないから、自分の仕事をしているらしい、のだ。

やっぱり、コミュニケーションは必要、やね。

「悪いんですけど、明日までの報告書の締切があるんですがね。
　掃除も洗濯もクリーニングも、溜まってるんです、あぁ・・・」

など、アタマを抱える小芝居などをしてから、言ってみる。

「洗濯とか、できます？」

ダンナ先生も、自分が切羽詰ってどうしてもできない状況でなければ、
そのくらいは、やってくれるのだ、半分は自分のモノなんだから。

「ごめんね、ありがとう、たすかるわ」

チャッチャとやらんかい、ボケ！と心で思っていたって、言ってはならない。
が、ウソでも「ありがとう」と言ってしまうと、なんだかホントにそう思えてくる。
イライラも、半減したような感じがするから、不思議。

これが「ありがとう」のパワーなのか。

たとえ、シワシワのままシャツが干されていようとも、
「干してくれて、ありがとう」と言ってみる。

すると「ちょっとシワシワかな？」など、ダンナ先生も反省したりする。

さらに「忙しかったら、夜は何か、買ってこよか？」なんて
言い出してくれたりもする。

えぇ循環がココに成立。

この「ありがとう」が、ゴハンにも通用するらしい、という記事を見たので、書いてみた。

３つのビンに炊きたてのご飯を入れて密封する。

「ありがとう」
「バカヤロー」
「　　　　　」（何も書かない）

この言葉を、それぞれのビンに貼り付けて、１ヶ月置く。
すると。
　
一番最初に、腐りかけたのが、何も書かなかったビンのゴハン。
次が、「バカヤロー」。
「ありがとう」は、多少の変色があったものの、急激な変化はなかったそう。

（ココとかココとか、この本とかで、見ることができます）

まぁ、こんなことを書くと、宗教っぽい、とか感じるかもしれませんが、
ヨロシイではありませんか、だって、楽しいですもん。

イライラしているみなさん、一歩引いて「ありがとう」と言いません？

楽しくなくたって、ウソ笑いをしていると、楽しくなってくるし、
寝る前にニッコリ笑ってから寝ると、翌朝には、えぇ顔になっている、らしい。

「笑えるかいっ！」と思っているときこそ、笑って「ありがとう」とか
言いまくりましょうよ、ねぇ。

そんな時にちゃとさんの日記を読ませてもらったので、
ちょっと説教くさいことなど、書いてしまいましたが。

どうせ一度の人生なら、楽しい方がよいではないですか。
月曜日で沈んでいる人も、ちょっとはマシになるかもしれませんよ。